米ニューヨークにあるホフストラ大学で、大統領選の第1回テレビ討論会に臨む共和党候補のドナルド・トランプ氏(2016年9月26日撮影、資料写真)。(c)AFP/Timothy A. CLARY 【10月2日 AFP】米大統領選の共和党候補ドナルド・トランプ(Donald Trump)氏が1995年に所得税申告で9億1600万ドル(約930億円)の損失を計上し、このためにその後20年近くも合法的に納税を免税されていたと、米紙ニューヨーク・タイムズ(New York Times)が1日、報じた。 米大統領選の慣習として候補者は納税記録を公開し所得の透明性を示してきたが、トランプ氏は納税申告書の公開をかたくなに拒んでいるため、ニューヨーク・タイムズの報道は重要な意味を持ってくる。 ニューヨーク・タイムズによれば、トランプ氏の未公開の1995年の納税申告書には同氏が、アトランティックシティー(Atl