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法廷で手錠、当たり前? 「裁判前から罪人」提訴の例も:朝日新聞デジタル
法廷で手錠・腰縄姿を見られるのは苦痛として、刑事裁判の被告人が国に賠償を求めるケースが起きている... 法廷で手錠・腰縄姿を見られるのは苦痛として、刑事裁判の被告人が国に賠償を求めるケースが起きている。逃走などを防ぐための通例だが、開廷中は縄を外し解錠するよう法律で定められている。市民が参加する裁判員裁判では、先入観を持たないように手錠・腰縄姿を見せない運用もしている。入廷時の取り扱いについて、司法の場で議論が広がりつつある。 被告「尊厳が傷ついた」 「裁判が始まる前から罪人という印象を与える」「市中引き回しに等しく、尊厳が深く傷ついた」 覚醒剤使用の罪に問われ、無罪を主張する50代の男性被告は今年3月、国に10万円の慰謝料を求める訴訟を京都地裁に起こした。入退廷時に裁判官と刑務官が手錠・腰縄姿を見られないようにする配慮を怠った、と主張している。 弁護人の鄭文哲(チョンムンチョル)弁護士によると、提訴に先立ち裁判官に「せめて法廷内のついたての中で解錠してほしい」と求めたが、「裁判官は外見で有
2016/10/02 リンク