山手線30番目の駅として20年春に暫定開業する新駅の名称が「高輪ゲートウェイ」に決定した件で、名称の撤回を求める署名が1万5000人を超えたことが11日、分かった。署名運動はコラムニスト能町みね子さん(39)が署名専門サイトで立ち上げたもので、能町さんは日刊スポーツの取材に「後世に残したくない。恥」と新駅名をバッサリ批判。JR東日本では「(撤回の予定は)今のところない」としているが、新駅のゲートは無事、開くのか。 ◇ ◇ 能町さんは、署名専門サイト「change.org」で7日に運動を立ち上げた。署名は集まり続け、4日後の11日夜には1万5000人に達した。 能町さんが問題視するのは駅名の「ゲートウェイ」の部分だ。「何の意味もない。その名前のビルがあるわけでもない。(JRが)『江戸の入り口』と説明したが『高輪の入り口』では意味合いがおかしい」と主張。「公募は何だったんだ、となる