イタリア北部で中学生51人を乗せたスクールバスに移民の運転手の男が火を放つ事件があり、警察は北アフリカからヨーロッパを目指す移民や難民が地中海で死亡していることに反発した犯行とみて、男の動機を調べています。 男は駆けつけた警察官に逮捕され、生徒たちはバスが炎上する前に全員救出されて、12人が軽いけがをしたものの、命に別状はありませんでした。 逮捕されたのは47歳のセネガル出身の男で、地元のメディアによりますと、バスの中で「海での死を止める」などと叫び、生徒たちには「誰も生き残れない」と脅していたということで、警察は北アフリカからヨーロッパを目指す移民や難民が地中海で命を落としていることに反発した犯行とみて、男を取り調べています。 国連によりますと、ことしに入り地中海で死亡したり行方不明になったりした移民や難民は200人に上っていますが、イタリアのコンテ政権は、移民の救助船の入港を拒否したり
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