ブックマーク / forbesjapan.com (19)

  • 混同危険、「サイコパス」と「ソシオパス」の違い | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

    日常会話やポップカルチャーでは、「サイコパス」と「ソシオパス」という言葉は同義語として使われることが多い。一般的には、どちらも危険で暴力的、または恐ろしく冷酷な人のことを指し、共感性に欠け、非道な行為を行うことができる人のことをいう。 しかし、心理学の分野ではこれらは異なる特徴と意味合いを持っている。違いは些細なことに思えるかもしれないが、これらの用語を混同することで、重大な判断ミスを招く可能性がある。 ソシオパスとは何か? 「Current Psychiatry Reports」に掲載された研究によれば、かつてソシオパスと呼ばれていたものは、現在では反社会性パーソナリティ障害(ASPD)として知られている。この障害は、他者の幸福に対する無視や侵害という特徴的なパターンで表れる。ソシオパスの行動は通常、幼少期または思春期初期に始まり、成人期に続くとされる。 研究によれば、この障害の一般的な

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  • ウクライナ軍、アウジーウカ西方面で危機的状況に 撤退に失敗すれば総崩れの恐れ | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

    ウクライナ東部ドネツク州アウジーウカ市の西方でウクライナ側の防御線を突破してから6日後、ロシア軍部隊は、前線のウクライナ側地域にナイフを突き刺したような長さ8kmほどの突出部を徐々に広げている。ナイフの先はアウジーウカ市北西のオチェレティネ村に到達している。 この方面に配置されているウクライナ軍部隊にとって、状況は絶望的だ。ロシア側がオチェレティネ方面につくり出した攻勢軸の周辺で、ウクライナ側が複数の村を失うのは避けられそうにない。 だが、当に危険なのは、ウクライナ軍の「タウリヤ」作戦戦略部隊集団(アウジーウカ市の西方面の部隊を統括する司令部)が「損切り」をする、つまり西へ数km後退し、オチェレティネ村の北から南西に走る新たな防御線を固める以外に手がなくなることだ。 撤退を強いられれば、ウクライナ側は数十〜数百平方kmの領土をロシア側に明け渡し、住民数百人が避難するか、ロシア軍による過酷

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  • 女性研究者の論文が男性よりも引用される「頻度が低い」理由 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

    心理学の分野では、男性の研究が女性よりも頻繁に参照されるという引用ギャップがすでに示されていた。新しい研究では、この不均衡を引き起こす可能性のある説明が提供された。すなわち男性研究者は女性の貢献を忘れがちなのだ。 米国では女性が心理学の教員の3分の2を占めているにもかかわらず、女性の学術的貢献は男性のものほど頻繁に引用されない。女性が第一著者または最終著者である論文は、男性がこれらの位置に置かれた論文よりも約30%引用される頻度が低い。 アメリカン・サイコロジストに発表された新しい研究『I Forgot That You Existed: Role of Memory Accessibility in the Gender Citation Gap(あなたがいたことを忘れていた:ジェンダー引用ギャップに果たす記憶のアクセシビリティの役割)』は、男性教授の出版物がより多くの引用を受ける理由と

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  • 渡河ボート31隻沈めたロシアのエースドローン操縦士、ウクライナ軍が見つけ出し殺害 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

    昨年10月上旬、ウクライナ海兵隊の小規模な部隊はウクライナ南部ヘルソン州で広大なドニプロ川をボートで渡り、左岸(東岸)の集落クリンキに幅の狭い橋頭堡(きょうとうほ)を築いた。 続く過酷な3カ月間、ウクライナの海兵隊部隊は、海軍歩兵や空挺兵、機械化歩兵らで構成されるはるかに規模の大きなロシア軍部隊の攻撃にさらされながら、なんとかクリンキで持ちこたえてきた。 ただ、橋頭堡は補給をほぼすべて小型ボートに頼っている。これらのボートの乗員は、爆薬を搭載したロシア軍のドローン(無人機)による攻撃で大きな打撃を被っている。これまでに、何十隻ものボートが損傷したり沈没したりしており、多数の乗員が死傷した可能性がある。 乗員たちは今は多少安心しているかもしれない。ウクライナ軍のドローンチームが最近、ロシア軍の最も危険なボートキラーを狙った作戦を実施し、《モイセイ》のコールサイン(無線会話で使われるニックネー

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  • 「ボイコット」の効果を検証 人口の3.5%が参加すれば政治は変えられる | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

    パレスチナ自治区ガザからアフリカのスーダン、エチオピア、コンゴ民主共和国、南洋のパプアニューギニアやカリブ海のハイチ、そして東欧のウクライナロシアまで、世界のあちこちから毎日のように混乱、闘争、紛争、戦争のニュースが届く。外国で起きている騒乱や暴動の詳細を知れば知るほど、絶望的な気持ちになることがある。地球の裏側で続く紛争について読んで、無力感に苛まれることもある。「私に何ができるだろうか」と自問する人もいるだろう。落胆し、意気消沈する代わりに、状況を少しでも変えようと大小さまざまな行動を起こす人々は、決して少なくない。 ソーシャルメディアは暴虐や不正義を世間に知らしめる強力なツールとなったが、オフラインでは、集団の力を発揮する方法としてボイコット(不買・拒否・排斥)を呼びかける動きが広がっている。ボイコットは目新しい運動ではなく、歴史の中で変革をもたらす手段として繰り返し使われてきたも

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  • 数億年後に出現する超大陸パンゲア・プロキシマ、極度の高気温で人類生存不可能か | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

    過去20億年の間、地球の各大陸は互いに衝突し、2億~6億年周期で超大陸を形成してきた。これは「超大陸サイクル」として知られている。つまり、現在の各大陸は、数億年以内に再び合体するはずなのだ。 これによって新たに形成される超大陸は、すでに「パンゲア・プロキシマ」という名前がついている。2億年前に存在したパンゲア大陸にそっくりな陸塊だ。過去のパンゲアと同様に、パンゲア・プロキシマも、動植物が生息しない広大な砂漠に覆われる。だが最新の研究によると、生き残るのにより一層厳しい環境になるという。 英ブリストル大学の研究者らが率いる国際チームは、史上初のスーパーコンピュータによるパンゲア・プロキシマの気候モデルを発表した。世界の大陸が最終的に合体し、高温で乾燥した、大部分が居住に不適な1つの陸塊を形成することで、気候の過酷さが劇的に増大する過程を実証している。 太陽が今より明るくなり、より多くのエネル

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  • ロボタクシー導入で問題続出 サンフランシスコが運行台数を制限 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

    米カリフォルニア州サンフランシスコで自動運転タクシーを提供している企業2社のうち1社が、自社のタクシーが関わる事故が相次いだことを受け、市内で運行する車両を半減させることに同意した。直近の事故では、自動運転タクシーが緊急出動中の消防車と衝突。自動運転車サービスは米国各地で導入されているが、問題も相次いでいる。 サンフランシスコでは先週、ゼネラル・モーターズ(GM)傘下のGMクルーズが運行するロボタクシーが消防車と衝突し、乗客1人が負傷した。CBSは消防士の話として、タクシーが交差点で消防車に道を譲らなかったことが原因だったと伝えている。GMクルーズは18日、同市内でのロボタクシー運行数を半分に減らすことに同意した。 一方で、同社サンフランシスコ支部のグレッグ・ディーテリッチ部長は、自社のロボタクシーを擁護。タクシー側は視界に入った消防車を「ほぼ即座」に識別し、サイレンの音も「背景の騒音と区

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  • 町の警察署が丸ごと辞職、治安維持に空白生じる 米ミネソタ州 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

    米ミネソタ州の小さな町で23日、警察署長以下、全署員が一斉に辞職した。署長は、警官の定着率が悪いのは給与が低いせいだと訴えていた。事態を受け、地元議会は郡保安官事務所が年末まで警察業務を一部代行する契約を結んだ。 騒動の舞台となったのは、州最大都市ミネアポリスから南に車で1時間の郊外にある人口約1250人の町グッドヒュー。警察署長と署員7人は今月初めに辞意を表明し、23日までに全員が辞職した。 地元議会は、警察署長が23日の最終勤務日を迎える直前に、グッドヒュー郡保安官事務所と4万3548ドル(約640万円)の契約を締結。24日から年末まで、保安官代理が少なくとも1日6時間、市内をパトロールすることになった。 警察署丸ごとの突然の辞職について、市長は今年初めに警官の給与を5%引き上げ、署長にも1万3000ドル(約190万円)の昇給を行ったばかりであり、不意打ちだったと述べている。 AP通信

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  • 気球撃墜に中国が反発する本当の理由 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

    中国の偵察気球を米軍の戦闘機が米国の空域で撃墜した数時間後、中国外務省は「強烈な不満と抗議」を表明し「必要ならさらなる対応をとる権利を留保する」と対抗措置をほのめかした。気球については「民間用のもので不可抗力によって米国に進入した」とあらためて説明し、撃墜は「明らかな過剰反応であり、国際慣例の重大な違反だ」とも主張した。 しらじらしい言い分だと言わざるを得ない。なぜなら、各国がかねて自国の領空を通過する気球について事前に許可を得るよう求めてきたことを中国は知っているはずだし、過去に他国の空域に入った米国の民間用気球が他国で強制着陸させられたり、撃墜されたりした例があることも知っているはずだからだ。 気球の上空通過を認めてこなかった中国 そもそも、中国自体も長年、気球が自国の領空を通過することを認めず「不可抗力による進入」という主張も受け入れてこなかった歴史がある。 1990年代末、西側諸国

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  • AIで声を合成する「ディープ・ボイス」を用いた詐欺犯罪の脅威 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

    アラブ首長国連邦(UAE)で発生した大規模な詐欺事件で、AI人工知能)による音声クローンが用いられたことが分かった。 UAEのある銀行の支店長は、2020年の初めに、聞き覚えのある声の男からの電話を受けた。電話の主は、以前に話したことがある会社の取締役で、彼は外部の会社を買収するために、資金を送金したいと依頼してきたのだった。その後、送金先が記載されたEメールを受け取った支店長は、それが物の顧客からの指示だと信じて送金を行ったという。 しかし、これは、「ディープ・ボイス」と呼ばれるテクノロジーを利用した詐欺だったことが後日発覚した。フォーブスが入手した裁判資料によると、UAEはセンテニアル銀行の米国内の口座に振り込まれた40万ドル(約46億円)の資金を追跡するために、米国の捜査当局に協力を求めている。少なくとも17人から成る詐欺師集団は、奪い取った資金を世界中の銀行に送金した模様だ。

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  • ジャック・マーだけではない、中国から「消えた富豪」たち | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

    アリババの共同創業者でビリオネアのジャック・マーが表舞台から姿を消してから、ソーシャルメディア上では様々な憶測が流れている。マーの消息は不明で、アリババはコメントを差し控えている。 かつて、中国一の富豪だったマーが最後に公の場に姿を見せたのは、昨年10月に上海で開催された「外灘(バンド)金融サミット」だった。サミットで、マーは規制当局がイノベーションを阻害していると批判し、11月初旬に政府機関から呼び出しを受けたとされる。 11月3日には、2日後に控えたアリババ傘下の金融会社「アント・グループ」のIPOが突如中止された。その後、国家市場監督管理総局は、アリババを独占禁止法違反で調査していると発表した。マーは、10月後半から姿を見せていない。 アリババとアント・グループにコメントを求めたが、回答を得ることはできなかった。CNBCは1月5日、事情に詳しい人物の話として、「マーは行方不明ではなく

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  • アレクサの「おせっかいな新機能」に批判、気味が悪いとの声も | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

    アマゾンは11月11日、音声アシスタント「アレクサ」の機能を向上させ、顧客がはっきりと明示していない要望を予測して、それに応じた答えを返す機能を追加したとアナウンスした。これは、音声アシスタントをより賢くするものだが、一部の批評家は不気味に感じると述べている。 アマゾンによると、例えば顧客が「紅茶をいれるのに、どのくらい時間がかかる?」と聞いた場合、アレクサはまず「5分程度から試してみるのがいいでしょう」と回答し、さらに「5分間のタイマーをセットしましょうか?」と問いかけるという。 このような「潜在的なゴール予測」を可能にするアルゴリズムは複雑で、初期のプロトタイプでは、顧客が「鶏肉レシピ」を尋ねた後に、アレクサが「鶏肉のサウンドを聞きたいですか?」と返すなど、全く見当違いな対応をする場合があったという。 アマゾンが今回導入した「アレクサのスマート化」は、ゴール予測に限定されておらず、こ

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  • 満員のライブ会場で「コロナ感染実験」、ドイツの科学者が実施 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

    ドイツの科学者たちが8月22日、混雑した屋内イベントにおいて新型コロナウイルスがどのように広がるかを学ぶため、ボランティアで満員のコンサート会場でライブを開催した。 今回のプロジェクトは「Restart-19」と呼ばれるもので、ライプツィヒのコンサートホールに約2000人を集めて実施され、ドイツ人シンガーのティム・ベンツコ(Tim Bendzko)が出演した。 全てのボランティアはコンサートの48時間前にPCR検査を行い、マスクや蛍光塗料入りの消毒剤を含むハンドジェルを渡された。さらに、他の観客との接触の頻度や互いの距離を電子的に測定するための接触トレーサーも配布された。 当日は3つのショーが開催された。まず1つ目はパンデミック前のイベントを再現したもので、2つ目はパンデミック後の衛生管理を意識し、ある程度の距離を置いたもの、3つ目は観客数を半分程度に抑え、厳格な社会的距離を義務づけたもの

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  • 大統領目指すカニエ・ウェスト、「ワクチン陰謀論」を熱弁 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

    ラッパーのカニエ・ウェストは7月8日に公開されたフォーブスのインタビュー記事で、真剣に米国大統領を目指していると述べた。ウェストはさらに、「新型コロナウイルスのワクチンが、人々にマイクロチップを埋め込むために用いられる」との陰謀論を支持していることを明らかにした。 ウェストはフォーブスのRandall Laneの取材に「新型コロナウイルスのワクチンに重大な懸念を抱いている」と述べた。 「彼らは、私たちの体内にチップを埋め込もうとしている。彼らはあらゆる手段を講じて、私たちが天国の扉を渡ることを阻止しようとしている」とウェストは話し、ワクチンが新約聖書に記述された“獣の数字”の役割を果たすと述べた。 彼が述べたチップに関する話は、マイクロソフト創業者のビル・ゲイツがコロナウイルスのワクチンを通じて数十億人の人々に、マイクロチップを埋め込もうとしているという陰謀論に基づくものだ。ネット上では、

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  • TikTokがファーウェイと並ぶ「米国の敵」に認定される可能性 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

    インド政府は先週、「TikTok」のユーザーに対し、アプリを削除するよう呼び掛けた。今回の問題は同社の業績に深刻な打撃を与える可能性がある。 「中国政府からインド人ユーザーのデータを要求されたことはない。今後、そのような要請があっても我々は従わない」とTikTokのケビン・メイヤーCEOは述べている。同社によると、ユーザーデータはシンガポールのサーバーに保存されており、中国政府がアクセスすることはできないという。 中国政府系メディアによると、TikTokの親会社であるバイトダンスは、インドでのユーザー基盤拡大にこれまで10億ドルを投資してきたが、数億人のユーザーを失うことにより、損失は最大60億ドル(約6460億円)に達する可能性があるという。 当初、インドでの禁止措置によって影響を受けるのは新規インストール数だけだと考えられていた。TikTokのインドでのダウンロード数は、5月に米国の2

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  • 「家に居ろ」が通用しない。新型コロナに悩む歌舞伎町の現実 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

    歌舞伎町は悩んでいる。「また昔に戻るだけじゃん。地下に潜ればいいよ」なんて諦めの声も聞こえる。 僕は1997年からホストとして歌舞伎町の人間になった。ホストクラブのキャストから経営側にまわり、「Smappa! Group」の会長として歌舞伎町でホストクラブ、バー、美容室など16店舗を経営している。 新型コロナの感染拡大に注目が集まってきた3月から社内で教育してきたのは「0か100かじゃない」ということだ。 「どんな状況でもお店を営業したい」、「営業なんてするのは絶対におかしい」。どちらの極端にも付かず、その考えに至る「過程」について、しっかり考えることを大事にするという方針をとった。 そして、約2カ月近く経って、その方針でやってきたことの大変さが身に染みている。しかし、最初からその難しさは覚悟していたし、それが私の仕事だと思っている。 この文章では、コロナに関連して私が経営する店舗で取って

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  • 女とは一体何なのか? 「自分のかたち」を探すトランスジェンダーの旅 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

    7月2日、お茶の水女子大が、戸籍上は男性でも自身の性別が女性だと認識しているトランスジェンダー(以下、トランス女性)の学生を、2020年度から受け入れる方針を発表し、注目を集めた。日女子大、奈良女子大他の主要女子大学も受け入れを検討しているという。 近年減少している女子大だが、社会にまだ根強く存在する性別役割分担が現れがちな共学に対し、構成員が女子だけであることから、男子の目を気にすることなく自立性や積極性を発揮し、何でも自分たちでできるという自信を育成するのに適していると、その存在意義を認める声は小さくない。 一方、男性身体を持って生まれながらも性自認は女性であるトランスジェンダーの女性はこれまで、戸籍上の女性より困難な社会的位相に置かれてきた。そうした観点からも、ジェンダーやセクシュアリティの研究を積み重ねてきたお茶の水女子大の今回の決定は、重みを感じさせる。 これに対してネット上で

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  • 台所のスポンジ、菌まみれでも心配無用な理由 | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

    米紙ニューヨークタイムズをはじめとする多数のメディアが8月上旬、私たちがキッチンで使用しているスポンジは「細菌の温床」であり、頻繁に交換すべきだとする調査結果を報じた。だが、スポンジが無菌である必要はあるのだろうか? この調査結果は無用の不安をあおるものだ。消毒するなどして「清潔にする」のは良いことだ。ただ、あなたが深刻な免疫障害を持つ人ではない限り、あまり心配する必要はない。 報じられた調査結果は、使用中のスポンジ14個を対象に行ったもの。最も興味深い結果として挙げられるのは、菌の中には消毒をしても生き延びるものがあり、それらが容易に再繁殖するということだ。それでも、それが私たちにとって有害だということを示す証拠はない。 実際のところ、調査で見つかった細菌の一つであるアシネトバクター属菌は傷口から感染することが多く、集中治療室に入院している患者などにとっては危険性があるが、健康な人に問題

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  • 氷バケツ運動で「難病研究に大成果」は誤報 科学報道の課題浮き彫りに | Forbes JAPAN 公式サイト(フォーブス ジャパン)

    「アイス・バケツ・チャレンジ」がソーシャルメディアで大流行してから2年。この運動は、難病である筋萎縮性側索硬化症(ALS)の新治療法発見に向けた研究に1億ドル(約100億円)以上の寄付をもたらした。 メディア各社は先月、この寄付金が「ブレークスルー(突破口)」となる発見につながったと報じた。この情報の基になったのは、ALS治療の道を開く可能性があるNEK1という「新しい」遺伝子が見つかったという米国ALS協会のメディア向け声明だった。 だが、これは当に画期的な発見だったのだろうか? 医療関連ニュースを検証するウェブサイト「ヘルスニュースレビュー」によると、NEK1は新しい遺伝子でもなければ、ほとんどのALS患者にとって有効な治療にはつながらない見込みだという。 同サイトのエディターらは、ALS協会のリリースが言及している研究論文の執筆者らに連絡を取り、多くのメディアが報じた内容が誤りであ

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