「つまらない」「くだらない」「どれも似たり寄ったり」などといった批判も聞かれるテレビのバラエティー番組。日本放送作家協会が先週、都内でシンポジウムを開催し、現役の放送作家や元プロデューサー、メディア研究者らが、バラエティー番組の現状と未来を語り合った。その内容とは−。 (近藤晶) シンポは、同協会が設立五十周年を記念して企画し、ドラマ、報道とともにジャンル別に開催した。バラエティー部門のパネリストは、作詞家の秋元康氏、法政大社会学部教授の稲増龍夫氏、放送作家の高須光聖氏、元フジテレビプロデューサーの横澤彪氏の四人。コーディネーターは、東海大文学部教授の水島久光氏が務めた。