南スーダンの首都ジュバ(Juba)で行われた独立を祝う軍事パレードで行進するスーダン人民解放軍(SPLA)の退役兵(2011年7月9日撮影)。(c)AFP/PHIL MOORE 【7月10日】50年にわたる北部との分離・独立をめぐる内戦の末に独立した南スーダン共和国で9日、独立式典が行われた。 式典は南スーダンの首都ジュバ(Juba)で行われ、初代大統領となったサルバ・キール(Salva Kiir)大統領は、歓喜にわく数万人の新国民を前に「殉教者たちの死は無駄ではなかった。わたしたちはこの日を56年以上、待ち続けていた。われわれの心と精神に永遠に刻み込まれる1日になるだろう」と演説した。 式典にはスーダンのオマル・ハッサン・アハメド・バシル(Omar Hassan Ahmed al-BASHIR)大統領も出席。かつて敵として16年間にわたって戦い、ついに打ち破ることのできなかったスーダン人