千葉県市原市にあるおよそ77万年前の地層を「国際標準地」に登録し、地球の歴史の一時代をチバニアン=千葉時代と名付けることを目指している茨城大学などのグループは、国内の別の団体から審査を行う国際学会などに疑義が寄せられ、審査が中断していることを会見で明らかにしました。グループは疑義は事実無根だとしたうえで、早急な審査再開を求めることにしています。 これについて、18日会見した茨城大学などのグループは、国内の別の団体から先月、国際地質科学連合のメンバーなどに疑義が寄せられ、審査が中断していることを明らかにしました。 グループによりますと、疑義の内容は、2015年に地層に磁場の逆転を示すくいを打った際、現場の地層とは2キロほど離れた別の場所のデータが一部使われ、ねつ造があったなどと主張するものだということですが、グループでは、データは場所は異なるものの同じ時代の地層のもので科学的に問題はないとし
![「チバニアン」の国際審査が中断 千葉県の77万年前の地層 | NHKニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/1e00156d98b68e6020c12edd9ed2415196e63183/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fnews%2Fimg%2Ffb_futa16_600px.png)