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ブックマーク / www.shinchosha.co.jp (2)

  • 「笑っていいとも!」と有吉佐和子、三十年目の真実/樋口毅宏|新潮社

    タモリ論』(新潮新書)を上梓してから五ヶ月が経過した。おかげさまで書は書店に並ぶ前から増刷がかかり、小説家を業としている私にとって初めてのベストセラーとなった。 反響は予想以上のものだった。タレントやテレビプロデューサー、放送作家といったテレビの作り手側から、お笑いに詳しいと自任するマニアまで、賛否両論の声を頂いた。これまで小説を七冊書いてきたが、身に余るほどの称賛の一方で、貶す人はとことん罵倒するので、デビューから四年、その手の免疫はできていた、と思っていた。しかし今回ばかりは桁が違っていた。ツイッターで見過ごせない誹謗中傷をしてくる人に憤りを覚え、直接相手にはしなくても、それとなく反論したこともあった。小さいな俺と思った。 その間、幾つもの取材に応え、ラジオにも出演した。テレビ局から出演依頼があったが、弱者を嘲笑する、もっとも嫌いなタイプのバラエティ番組だったため断った。

    「笑っていいとも!」と有吉佐和子、三十年目の真実/樋口毅宏|新潮社
    karatte
    karatte 2014/01/17
    『タモリ論』ブックオフでも見かける機会増えたから、買ってみるべか
  • 『カントの人間学』 ミシェル・フーコー、王寺賢太/訳 | 新潮社

    一九八四年、ほとんど死の床で行われたインタビューのなかでフーコーは語っている。「私の哲学的生成のいっさいはハイデガーを読んだことに決定づけられた。」そのことの意味をなにより教えてくれるのが、博士論文『狂気の歴史』の副論文として六一年に提出されたこの『カントの人間学』であるはずであり、そのことの意味は、晩年にフーコーの頭を占めていた「主体」問題を、彼の生涯を貫く仕事のなかでどう位置づければよいかを左右することがらのはずである。 生前最後の二年間の講義は「自己と他者の統治」と題され、具体的には「パレーシア」(=ほんとうのことを言う)というギリシャ的観念が西洋史のなかでたどる変容を追跡することに費やされている。権力や知(真理)といった周知の主題と、八〇年代になって前面に躍り出た「自己」ないし主体といったテーマを、彼はそこでいわば綜合しようと試みているのである。まるで生涯の終わりを見据えるかのよう

    『カントの人間学』 ミシェル・フーコー、王寺賢太/訳 | 新潮社
    karatte
    karatte 2011/09/29
    これは立ち読みせざるを得ない
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