数年前に「肌の糖化」ということでAGEs(終末糖化産物)の存在が話題を呼び、アンチエイジングを謳った化粧品や食品が次々と登場しましたね。 その後も話題には上がっていますが、最新の情報はどうなっているのでしょうか? 糖化ストレスとは? 肌をはじめ、人間の体内はタンパク質が材料となっている部位が多いですね。 そして人間は食事から糖質を補います。 糖質は、エネルギーも産生するので、生きていく上で大切なものですが、一方で、糖からはアルデヒドという物質ができ、それがタンパク質と結合すると、AGEs(終末糖化産物)となります。 AGEsは肌の糖化だけでなく、体内の臓器の機能を低下させ、カラダ全体を老化へと導いてしまうのです。 当初は肌などの美容面での問題が重視されていましたが、体内での機能低下もわかり、現在は医療レベルで研究が進むようになっています。 最近の研究では、糖化ストレスは、糖尿病の合併症や、