民間から紙で提出されたデータを書き換えるよう、国土交通省が都道府県に指示した文書。一方、オンライン申請により電子データで提出されたものについては、本省側で長年書き換えが行われていた 国土交通省による基幹統計の不正問題で、建設業者から提出された受注実績について、同省が紙の調査票だけでなく、電子データで提出された調査票も書き換えていた。電子データの書き換えは2004年度から17年間にわたり行われていた。政府は統計作成のデジタル化を掲げ、今国会でも議論が交わされているが、デジタル化の目的の一つである不正防止が機能していなかった形だ。 【写真】「数字は消しゴムで消した」記者が息をのんだスクープの舞台裏を公開 この統計は、建設業者が受注した工事実績を毎月集計する「建設工事受注動態統計」。提出方法は、紙の調査票とオンラインの二つがある。 紙の調査票の書き換えは00年に始まった。国交省は遅れて提出された
![国交省の統計不正、電子データも書き換え 件数「カウントしてない」(朝日新聞デジタル) - Yahoo!ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/4c0a5d10f7d858f3641133a29d979f177a4f19a6/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fnewsatcl-pctr.c.yimg.jp%2Ft%2Famd-img%2F20220609-00000039-asahi-000-5-view.jpg%3Fexp%3D10800)