お金との向き合い方を見直したいならば、自らの心にある「マネー障害」を探ると良いと、ファイナンシャルセラピストの上原千華子氏は主張する。 マネー障害には、「マネー回避」「拝金主義」「人間関係におけるマネー障害」の3つが存在するという。 この3つのマネー障害を深掘りするとともに、対応策まで紹介する。 家計を見直すには、FPを頼る前に、まず自らの心にある「マネー障害」を探るべきなのかもしれない。 「マネー障害」とは、親子でファイナンシャル心理学の専門家として知られるブラッド・クロンツとテッド・クロンツの父子が提唱した概念。クロンツ親子の共著『Mind Over Money』では「Money Disorders」と表現されていると、ファイナンシャルセラピストの上原千華子氏は説明する。 上原氏の著書『「お金の不安」をやわらげる科学的な方法ファイナンシャル・セラピー』では、「マネー障害」の代表例として