土田よしこさん(つちだ・よしこ=漫画家、本名芳子=よしこ)15日、肺炎のため死去、75歳。葬儀・告別式は近親者で行う。 赤塚不二夫さんのアシスタントを経てデビュー。昭和48年から集英社の少女漫画誌「週刊マーガレット」で連載したギャグ漫画「つる姫じゃ~っ!」で日本漫画家協会賞優秀賞受賞。同作はアニメ化もされた。他の作品に「きみどりみどろあおみどろ」など。
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9日投開票の鳥取県議選で、平井伸治鳥取県知事(61)と同姓同名の候補が当選した。奈良県生駒市出身で鳥取には縁のなかった平井伸治氏(54)は「現職の知事と同じ名前だったので鳥取県に興味があった。無投票当選を止めたくて出馬した」と話している。 平井氏は、鳥取市選挙区(定数12)に無所属新人で出馬し、13人中12位で当選。選挙カーを使わず、動画投稿アプリで賃金格差の是正を訴えた。取材に「絶対に落ちると思っていた。当選したからには全力を注ぐ」と意気込んだ。 平井氏は過去に詐欺罪で服役経験があると明らかにし「逮捕歴があってもやり直せるのを示したい」と述べた。出所後に名前を「伸知」から「伸治」に変更したという。
山交百貨店にあったスパイラルエスカレーター。建物を引き継いだヨドバシカメラが撤去した=令和元年9月、甲府市丸の内(渡辺浩撮影) 閉店した甲府市の山交(やまこう)百貨店の建物を引き継いだ家電量販店、ヨドバシカメラ(東京)が、名物だった曲がって進む「スパイラルエスカレーター」を撤去していたことが12日、関係者への取材で分かった。「バブルの遺物」とされるスパイラルエスカレーターは国内では新規設置が少なく、減少が続いている。(渡辺浩) 山交百貨店の象徴山交百貨店は一昨年9月、65年の幕を閉じた。建物は地上5階、地下4階で、改修工事がほぼ終わり、今月下旬にヨドバシカメラマルチメディア甲府やヨドバシ子会社の石井スポーツ甲府店などが入る複合商業施設として生まれ変わる予定だ。 山交百貨店のスパイラルエスカレーターは平成元年に1階と2階を結ぶ2基を設置した。20年に1基を撤去し、上りの1基が店のシンボルにな
鳥取県で10日に初の新型コロナウイルス感染者が確認されたことを受け、感染した60代の無職の男性が暮らす鳥取市の深沢義彦市長は11日、記者会見し、男性が米国やイタリアから来日した外国人グループを3月下旬に接待し、深沢氏自身もメンバーと3月24日に面会、歓迎会の冒頭のあいさつ部分に参加していたことを明らかにした。 グループは10カ国の17人。鳥取砂丘そばにある市立の「砂の美術館」で今月18日から開催予定だった砂像の展示会に参加する彫刻家だった。世界的に感染が拡大する中、外国から来た彫刻家も交えた展示会を断行しようとしたことについて深沢氏は「間違った判断だとは思っていない」と述べた。展示会は県内初の感染者が確認された10日、5月7日以降に延期された。
東海道新幹線内で男女3人を刃物を襲ったとして殺人未遂容疑で逮捕された小島一朗容疑者(22)=殺人容疑で送検=の母親が11日、地元愛知県の記者クラブを通じて「ご遺族の方、また被害にあわれた方々に大変なことをしてしまい、心からお詫び申し上げます」などとするコメントを発表した。 母親は「事件は予想もできず、自殺することはあってもまさか他殺するなんて思いも及びませんでした」とした上で「(息子が)極悪非道な、一生かけても償えない罪を犯したことに未だに困惑しています」としている。 コメントは以下の通り。 ◇ このたびはご遺族の方、また被害にあわれた方々に大変なことをしてしまい、また関係の皆様に多大なご迷惑をおかけし、心から深くお詫び申し上げます。 今回このような事件を起こしたことは、予想もできず、まさに青天のへきれきで、自殺することはあってもまさか他殺するなんて思いも及びませんでした。初めて聞いたとき
福井県池田町立池田中で3月、2年の男子生徒=当時(14)=が担任と副担任の厳しい指導で自殺した問題で、産経新聞は調査委員会がまとめた報告書の詳細版を入手した。度を越した指導について「教師の基本的姿勢に問題がある」と指摘。叱責を目撃しながら対応を欠いた校長らを「職責を果たしていない」と断じた。調査委は「孤立感、絶望感を深め、自死に至った」として、学校全体に問題があると結論付けた。 職員室や同級生の前でも叱責 「階が違っても聞こえた」 報告書によると、生徒は真面目だが、柔軟な対応や感情のコントロールが苦手。課題を適切にこなせないこともあったという。 担任は生徒のそうした状況を判断できたはずだが、調査委は「自己の指導方法を過信し、状況や気持ちを理解しないまま叱責を続け、追い詰めることになった」とする。 担任は、昨年10月には生徒が運営に携わっていたマラソン大会の準備の遅れを理由に校門前で激怒。こ
九州大学箱崎キャンパス(福岡市東区)の総合研究博物館で保存する資料や標本が、散逸の危機にさらされている。キャンパスは平成30年度までに同市西区に移転するが、移転先で博物館の新設予定はなく、保存方法も決まっていない。数百万点に及ぶ資料には、希少なコレクションも多数含まれているだけに、関係者は強い危機感を抱く。(高瀬真由子) 白亜紀のアンモナイトの化石や、弥生時代を中心とした3千体以上の人骨、世界的学者が収集した鉱物や、新種の基準となった昆虫の標本。九大には、各分野の第一人者が収集し、研究に使われた資料が保存されている。 九大は100年以上の歴史をもつだけに、蓄積した資料は膨大だ。増加を続けることもあって正確な点数は分からないが、把握できているものだけで750万点に上る。これらの資料を、総合研究博物館や各学部で管理する。 博物館は平成12年、貴重な資料を、教育などに有効活用しようと、箱崎キャン
自民党の豊田真由子衆院議員(42、埼玉4区、当選2回)が元政策秘書の男性(55)に、暴言、暴行をはたらいていたと22日発売の「週刊新潮」が報じたことを受け、豊田氏の事務所は22日、報道陣の取材に応じ、週刊誌の内容を大筋で認めた。事務所は豊田氏が議員辞職する可能性についても言及した。事務所の元事務局長とのやり取りは次の通り。 ◇ --今後の対応は 「おわびをして、相手が精神的に傷ついたのを癒やすことに徹します」 --報道内容の事実関係は 「事実じゃないですか。多少のずれは別にして、幹はあっている」 --元秘書のけがは報道の通りなのか 「診断書に全治何日というのは入っていない。心の傷の方が多いんじゃないですか。女性がやって傷つかないでしょ。そんなこといえないけど」 --元秘書とやり取りしているのか 「しています。謝罪を」 --豊田氏本人からか 「もちろん。何回も。こちらが悪いわけだから」 --
新年を迎え、初詣や初せりなど、おめでたい話題が尽きないお正月。一方では高齢者がお餅をのどに詰まらせ、救急搬送されるニュースが後を絶たない時期でもある。消防は毎年注意を呼びかけているが、依然として高水準で推移している。確かに、お雑煮の中で白く輝くお餅はおいしい。のりやしょうゆとの相性も抜群だ。そうだとしても、なぜ危険を冒してまで日本人は餅を食べるのだろうか。(社会部 緒方優子) 搬送9割が65歳以上 東京消防庁によると、平成23年〜27年までの5年間に、餅や団子をのどに詰まらせて救急搬送されたのは562人。年間100人前後で推移しており、65歳以上の高齢者が約9割を占めた。 月別に見ると、最も多いのはもちろん1月で223人。次いで12月が69人。28年は1月1日〜3日の三が日だけで19人が搬送され、男女2人が死亡した。いずれも80歳以上の高齢者だった。 食べ物を飲み込む力は、高齢になると低下
貧困状態にある家庭だけでなく、高所得世帯の子供も、標準的な所得の家庭に比べて不安を感じている割合が高い-。こんな調査結果を日本医科大の可知悠子助教らの研究チームがまとめた。 調査によると、世帯の所得が高い場合には学業にストレスを感じる傾向が強い。可知助教は「貧困が子どもの心に影響することは想定しやすいが、高所得の子どもも勉強のプレッシャーなどがあり見逃さないようにすべき」と指摘。世帯の所得に応じた子どもへの支援が必要だとしている。 調査は、平成19、22、25年の国民生活基礎調査に参加した12~18歳、計9491人のデータを分析。家計と子どもの、抑うつ・不安状態との関連をまとめた。 調査では、子どもを世帯の所得水準によって五つの層に区切った。質問票の記入内容から、不安を抱えていると判定した子どもの割合を各層で比較した。
これまでイネを食害する害獣と見なされてきた日本最小のネズミ「カヤネズミ」がイネをほとんど食べないことが、滋賀県立大環境科学部非常勤講師の畠佐代子さんらの調査で分かった。カヤネズミは、近年生息地の減少によって全国的に絶滅が危惧(きぐ)されており、畠さんらは「巣を見つけても殺さないでほしい」と呼びかけている。 カヤネズミは、体長約6センチ、体重7~8グラムの日本で一番小さなネズミ。主に草むらに住み、イネ科の植物で巣を作るため、イネ科の植物の総称「茅(かや)」からその名が付けられた。全国的な環境の変化によって減少傾向にあり、滋賀県では「希少種」に指定されている。 しかし、田んぼのイネにも巣を作ることから、農家にイネを食害する害獣と見なされて捕殺されることもあるという。 一方で、カヤネズミは夜行性で食事の行動を観察することが難しいため、これまでくわしい調査が行われてこなかった。そこで長年カヤネズミ
参院選で共闘する野党4党の党首級が8日、参院選の応援のため新潟県長岡市で合同の街頭演説を行った。長岡などを地盤としていた田中角栄元首相を「政治の師匠」とする生活の党と山本太郎となかまたちの小沢一郎代表も駆け付け、生活で側近だった元職で無所属の野党統一候補、森裕子氏への支援を呼び掛けた。ただ、小沢氏は田中元首相の弟子を自任しながら、北陸地方ではない新潟県を「北陸で最大の県」と発言する基本的なミスを犯すありさまだった。共産党の志位和夫委員長は、安倍晋三首相が民進党や共産党などの共闘を「民共連携」と批判していることに対し「悪口を毎日のように言っている」と訴え、「安倍政権こそ許せない。倒そうじゃないか」と主張。民進党の安住淳国対委員長は「私たちみんなで『ノット・アベ』を合言葉にがんばろう」と訴えた。3氏の発言の詳報は次の通り。 ◇ 【民進・安住淳国対委員長】 私たちは今こうして歴史的な第一歩を、こ
昭和30~40年代(1955~1974年)に一世を風靡(ふうび)しながら、今夏に国内で唯一製造していた町工場が製造をやめ、生産が途絶えていた科学玩具「地球ゴマ」。工場で働いていた技術職人、鳥居賢司さん(53)が今月、名古屋市千種区で企画販売の新会社「タイガージャイロスコープ」を設立し、新しい「次世代地球ゴマ」の復活に向けて動き出した。職人の手作業にも負けない金属加工技術を持つ企業と連携して、来春の製品化を目指すという。 ■産経の報道、全国の町工場が…手作業から機械化 社名の「タイガー」は、地球ゴマを90年以上も一筋に製造し続け、鳥居さんも籍を置いていた名古屋市千種区の町工場「タイガー商会」にちなんだもの。 小さな玩具だが、製作段階で100分の2、3ミリの誤差があってもうまく回らないほど高い技術を要した。タイガー商会では、鳥居さんら3人の職人がほぼ手作業で作り続けてきたが、高齢化や後継者不足
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