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ブックマーク / shiraist.hatenablog.com (33)

  • 企業内での一定範囲内での複製を適法にすべきとの意見 - Copy&Copyright Diary

    5月31日に開催された文化審議会著作権分科会基問題小委員会(平成22年第3回)の配付資料が公開されていた。 文化庁 | 著作権 | 著作権制度に関する情報 | 文化審議会著作権分科会 | 文化審議会著作権分科会基問題小委員会(平成22年第3回)議事録 http://www.bunka.go.jp/chosakuken/singikai/kihon/h22_06/gijiroku.html 第10期基問題小委員会:委員提出意見まとめ(案)(PDF形式(296KB)) http://www.bunka.go.jp/chosakuken/singikai/kihon/h22_06/pdf/shiryo_1.pdf 今回と前回の議事録はまだ公開されていないので、この配付資料がどのような位置づけのもので、この内容についてどれだけの議論がなされているか分からないが、平成22年第1回の配付資料や議

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    karpa
    karpa 2010/07/02
  • 民主党議員が文部科学副大臣に陳情 - Copy&Copyright Diary

    twitterで教えていただいたのですが、民主党の岸周平議員が、著作権保護期間延長の陳情をしたことをtwitterでつぶやいています。 今日は、ナベプロの渡辺美佐会長と一緒に中川正春文部科学副大臣のところに行きました。著作権の期間を50年から70年に延長する件です。アメリカやヨーロッパと合わせる必要があります。 岸周平 on Twitter: "今日は、ナベプロの渡辺美佐会長と一緒に中川正春文部科学副大臣のところに行きました。著作権の期間を50年から70年に延長する件です。アメリカやヨーロッパと合わせる必要があります。 http://twitpic.com/umg8z" 岸周平氏については、次のサイトを参照してください。 岸周平 公式サイト http://www.shuhei-k.jp/index-main.html周平 Blog http://blog.goo.ne.jp/

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    karpa 2009/12/25
  • 「ず・ぼん」の全文公開休止 - Copy&Copyright Diary

    非再販扱いということでも話題になっている、ポット出版の「の現場―はどう生まれ、だれに読まれているか」を読んだ。 の現場―はどう生まれ、だれに読まれているか 作者: 永江朗出版社/メーカー: ポット出版発売日: 2009/07/14メディア: 単行(ソフトカバー)購入: 6人 クリック: 56回この商品を含むブログ (54件) を見る出版の現状についてわかりやすく書かれていて、興味深く読んだ。 だが、書で一番驚いたのは同書86頁の次の記述。 (2008年、『ず・ぼん』のバックナンバー無料公開は休止した)*1 『ず・ぼん』は図書館についての雑誌というか、不定期刊行物で、8号からは毎号買っているし、1度書かせてもらったこともある。 最近は指定管理の話題が多く、自分の興味とは少し違う方向を向いているように感じるが、それでも出るのが楽しみなだ。 そして、『ず・ぼん』はバックナンバーにつ

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    karpa 2009/07/27
    つかれた、ってことですよね……、ううむ > 新規の全文公開を休止したということのようだ。
  • 入館料を取る文芸館での貸出と貸与権 - Copy&Copyright Diary

    年会費として入館料を徴収する文芸館での書籍の貸出が貸与権の侵害にあたるのではないか、という記事を、はてブ経由で見つけた。 ◎著作権知らず 金沢文芸館、の貸し出し 北國新聞ホームページ - ホッとニュース http://www.hokkoku.co.jp/news/HT20090124401.htm 2003年末に文化審議会著作権分科会の方針として、書籍・雑誌に貸与権を適用させるべき、ということが打ち出され、翌年著作権法が改正されたが、私は2003年末から書籍・雑誌への貸与権適用に一貫して反対のスタンスで発言をしてきた。 このブログでも「貸与権」のカテゴリで多くのエントリーを書いている。 [貸与権] - Copy & Copyright Diary http://d.hatena.ne.jp/copyright/searchdiary?word=*%5B%C2%DF%CD%BF%B8%A2

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    karpa 2009/02/26
  • 横山大観がパブリックドメインに。 - Copy&Copyright Diary

    毎年1月1日に多くの作品の著作権が消滅し、パブリックドメインとなる。 青空文庫にはすでに今年パブリックドメインになった作品が公開されている。 さらに今年パブリックドメインとなった中で、最も象徴的な存在が横山大観だろう。 横山大観 - Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A8%AA%E5%B1%B1%E5%A4%A7%E8%A6%B3 横山大観の没年は昭和33年(1958年)で、没後50年が経過したので、今年の1月1日にパブリックドメインとなった。 著作権保護期間延長の議論において、横山大観というのは象徴的に取り上げれらてきた。 延長を主張する側は、横山大観の著作権が消滅すると横山大観記念館の運営が成り立たなくなると主張し、反対側は、それは個別の問題で保護期間の延長で対応する問題ではないと反論した。 横山大観記念館 http://www.tc

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    karpa 2009/01/05
    > 著作権保護期間延長の議論において、横山大観というのは象徴的に取り上げれらてきた。
  • 図書館のビジネス支援と経済危機 - Copy&Copyright Diary

    カレントアウェアネス・ポータルに興味深い記事があった。 経済危機のときこそ図書館!ALAが連邦議会に1億ドルの資金提供を求める | カレントアウェアネス・ポータル http://current.ndl.go.jp/node/9225 ALAアメリカの公共図書館協会ですが、経済危機の状況でこのような主張を行えるのはすごいと思います。 ALAは、こんなときこそ公共図書館が就職活動支援や経済に関する知識の涵養、中小ビジネス支援、インターネットサービスの提供などを通じて、人々が経済危機を脱するのを手助けできるとしています。 上記のような活動を行っているという自信が裏付けにあるから、このような要求ができるのだと思います。 日でも、ビジネス支援サービスを謳っている公共図書館は数多くあります。 でも、日図書館協会がこのような主張を行えるだけの実績があるとは思えません。 でも逆に言えば、チャンスなので

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    karpa 2008/11/07
  • 津田さんが絶望した文化審議会での里中委員・三田委員らの発言 - Copy&Copyright Diary

    文化審議会著作権分科会過去の著作物等の保護と利用に関する小委員会(第4回)の議事録が公開されていた。*1 文化庁 | 著作権 | 著作権制度に関する情報 | 文化審議会著作権分科会 | 過去の著作物等の保護と利用に関する小委員会 | 第4回 | 議事録 http://www.bunka.go.jp/chosakuken/singikai/hogo/04/gijiroku.html この今年度第4回めの過去の著作物等の保護と利用に関する小委員会では、前に少しだけ取り上げましたが、経済学者の立場から著作権保護期間の延長が社会全体にとってプラスかマイナスかについての発表が3件あり、それについての質疑が行われた。*2 しかし、権利者側の委員からなされた質疑は、その発表の内容踏まえた上での建設的なものはほとんどなく、これまでの自身の主張を繰り返すだけであった。 たとえば瀬尾委員は、 こんなに世界中7

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    karpa 2008/09/12
  • 図書館の現実、自治体の図書館の活用 - Copy&Copyright Diary

    日読み終わった図書館の活動と経営 (図書館の最前線) 作者: 大串夏身出版社/メーカー: 青弓社発売日: 2008/09メディア: 単行この商品を含むブログ (3件) を見る目次などはこちらをご覧ください。 図書館の活動と経営 図書館の最前線 5(大串夏身)●版元ドットコム http://www.hanmoto.com/bd/isbn978-4-7872-0040-2.html 公共図書館の経営について、指定管理者やPFI、ボランティアなど、様々な事例を紹介にしている。 指定管理やPFIの事例などを読むにつれ、公共図書館がいかに厳しい状況に置かれているのかが伝わってくるが、正直なところ、ここで紹介されている事例は、あくまでも厳しい状況の中で努力し、一定の結果を出している事例ではあるが、これらの事例が望ましい姿かどうかに対しては、疑問を感じた。 特に山中湖情報創造館の事例の中で、指

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    karpa 2008/09/09
  • 「著作権保護期間」 - Copy&Copyright Diary

    待望の1冊が出た。 著作権保護期間―延長は文化を振興するか? 作者: 田中辰雄,林紘一郎出版社/メーカー: 勁草書房発売日: 2008/08/11メディア: 単行 クリック: 7回この商品を含むブログ (11件) を見る目次は以下の通り。 http://www.populus.est.co.jp/asp/booksearch/detail.asp?isbn=ISBN978-4-326-50308-7 はじめに 序 章 延長問題の客観的な議論のために…………田中辰雄・林紘一郎 1.著作権問題の難解さ 2.バランス論の集合体としての著作権 3.バランス評価の具体例 4.延長賛成と反対の論拠 5.延長問題への選択肢 6.書の構成 7.著作権延長問題の議論を実りあるものにするために 第?部 著作物の寿命と再創造 第1章 の滅び方:保護期間中に書籍が消えてゆく過程と仕組み …………………………

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    karpa 2008/08/20
  • 応援したくなる出版社 - Copy&Copyright Diary

    オンライン書店ビーケーワン:ひとり出版社「岩田書院」の舞台裏 2003〜2008 http://www.bk1.jp/product/03028453 ひとり出版社「岩田書院」の舞台裏 2003~2008 作者: 岩田博出版社/メーカー: 岩田書院発売日: 2008/08メディア: 単行 クリック: 6回この商品を含むブログ (8件) を見る歴史・民俗学の専門書を出版している岩田書院の、新刊ニュース「裏だより」の2003年〜2008年4月分までをまとめたのが書。 「裏だより」は岩田書院のサイトに全て掲載されている。 2002年までの分は、「ひとり出版社「岩田書院」の舞台裏」として出版されている。ひとり出版社「岩田書院」の舞台裏 作者: 岩田博出版社/メーカー: 無明舎出版発売日: 2003/07/10メディア: 単行購入: 7人 クリック: 97回この商品を含むブログ (3件) を見

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    karpa 2008/08/05
  • ブックオフが払う1億円について - Copy&Copyright Diary

    日経エンタテインメントの7月号に「”知らない”では済まされない!! ニュースな「著作権」」という特集が掲載されています。 日経エンタテインメント ! 2008年 07月号 [雑誌] 作者: 日経エンタテインメント!出版社/メーカー: 日経BP出版センター発売日: 2008/06/04メディア: 雑誌 クリック: 7回この商品を含むブログ (10件) を見るその中に、ブックオフの佐藤社長へのインタビューが掲載されていて、4月1日に朝日新聞で報道された、ブックオフが著作権団体に1億円を払うということについて、佐藤社長が述べています。 そのインタビューによると 「1億円払います、という申し入れを、どなたかに正式にしたことはありません。しかし昨年の秋ごろから、機会がある度に、著作者になんらかの還元をしたいと考えている旨を伝えてきました。」 「誰に申し入れたらよいか分からないので、会う人ごとに提案し

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    karpa 2008/06/07
  • 大きく変わった「図書館無料の原則」の意義 - Copy & Copyright Diary

    図書館の有料化についての発言が様々なところでされているが、それに対して、一度次のようなエントリを書いた。 無料だからできること - Copy & Copyright Diary http://d.hatena.ne.jp/copyright/20071218/p1 このエントリはその続編である。 図書館法に 第十七条  公立図書館は、入館料その他図書館資料の利用に対するいかなる対価をも徴収してはならない。 という条文があって、これが図書館無料の原則と呼ばれている。 なぜこのような条文があるかというと、国民の知る権利を保証するため、とか、図書館が社会教育機関であり、国民の教育を受ける権利を保証するため、とか、市民の情報アクセス拠点であるから、等の説明がなされることが多い。 言い換えれば、利用者の「権利」を保証するために「無料」であるべきというものだと思う。 これは今でも変わりはないと思うが、

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    karpa 2008/02/12
  • 知的財産権では守れないもの - Copy & Copyright Diary

    興味深いニュースがあった。 日の伝統文化もコピー 中国、浮世絵や刀を模造 - MSN産経ニュース http://sankei.jp.msn.com/world/china/080126/chn0801260951000-n1.htm 中国で浮世絵や日刀が「模造」されていることを批判的に報じているが、現状の知的財産権の仕組みの中では、特に問題は無いと思う。 日においても海外の「伝統文化」が「模造」されていないとは言い切れないでしょう。 現在の知的財産権の仕組みの中では、「伝統文化」を「保護」することはできないのだから。 「伝統文化」は知的財産権では保護されないが、最近の著作物、発明は著作権や特許などで保護される。 知的財産権が先進国による収奪の仕組みであるという指摘もある。 名和先生の次の文献などが参考になると思う。 名和 小太郎. “シャーマン宣言”. 情報管理. Vol. 47,

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    karpa 2008/01/29
    ゴッホだかに広重のコピーもありましたね
  • 私的複製を認めない社会 - Copy & Copyright Diary

    私的複製を一切認めない。 権利者を自称する人たちと文化庁は、日をそのような社会にしたいらしい。 「関係者譲歩」の補償金制度プランに利用者軽視の声、私的録音録画小委 http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2008/01/17/18147.html 「権利者の要請によるDRM」を条件に補償金を順次廃止へ――文化審:ITpro http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080117/291342/ 私的録音録画小委員会:「DRMが普及すれば補償金縮小」で合意へ - ITmedia News http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0801/17/news110.html ITproとITmediaの記事の見出しを見ると、私的録音録画補償金が縮小・廃止される、と言

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    karpa 2008/01/19
  • 「H氏賞」受賞作の電子化 - Copy&Copyright Diary

    国会図書館の蔵書の電子化のニュースが昨日流れましたが、この件について書きたかったことは、ほとんど図書館退屈男さんが書かれたので、違う話題を取り上げます。 たまたま見つけたニュースです。 「H氏賞」後世に 電子書籍化作業始まる 坂井・三国図書館 福井新聞 - 福井のニュース http://www.fukuishimbun.co.jp/modules/news2/article.php?storyid=2820 「H氏賞」は耳にしたことはありましたが、具体的には良く知りませんでした。 現代詩の賞だそうです。 詳細は下記をご覧下さい。 H氏賞 - Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/H%E6%B0%8F%E8%B3%9E H氏賞と現代詩人賞 http://www16.ocn.ne.jp/~gendai04/page006.html その「H氏賞」の受賞作

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    karpa 2008/01/09
  • 1日遅れのThanksgiving Day - Copy&Copyright Diary

    MiAUの「大感謝祭」キャンペーンは一応昨日まででしたし、自分も24日付のエントリーでキャンペーンに参加しました。 が、今日読み終わったがとてもすばらしかったので、感謝を述べる代わりに、ここで紹介させていただきたいと思います。 〈海賊版〉の思想‐18世紀英国の永久コピーライト闘争 作者: 山田奨治出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2007/12/20メディア: 単行購入: 1人 クリック: 64回この商品を含むブログ (21件) を見る書では、18世紀の英国で行われた、書店と「海賊版」出版者*1の間でコピーライトは永久か、有期限かが争われた裁判についてまとめている。 この裁判が、コピーライトは永久ではない、期限がある、と結論づけたことが現在に至るまで、非常に大きな意味を持っている。 しかし、直接裁判について記述しているのは1/3以下で第3章がその部分。他の部分は当時のイングラン

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    karpa 2007/12/28
  • MiAUのパブコメ案のブラックジョーク - Copy&Copyright Diary

    追記(2007年11月10日18:55) スラッシュドットから来られた方は、下記エントリも合わせてお読みください。 私はMIAUの活動を支持しています。 - Copy & Copyright Diary http://d.hatena.ne.jp/copyright/20071110/p1 - MiAUのサイトに掲載されているパブリックコメント案。 MIAU : パブリックコメント案 http://miau.jp/1193380201.phtml ざっと目を通していたところ、あるところでニヤリとしてしまった。 それは次の箇所 ○むしろ虚偽の著作権表示を違法化すべき また、合法アップロードを明確化させることで、今回の違法化に対する上記の懸念を払い去ることができるとは思えません。権利者や権利団体の中には、たとえば著作権が切れているはずの鳥獣戯画のような古典作品について、保有してもいない著作権を

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    karpa 2007/11/11
  • 図書館が購入すべき本は何か - Copy&Copyright Diary

    Google Newsで図書館のニュースをチェックしていると、資料費削減の記事がちょくちょく出てきて、公共図書館の現場は厳しい状況にあることが分かるが、次の記事を読んで、「ちょっと待て」と言いたくなった。 広がる資料費削減 県内公立図書館 情報機能低下を危ぐ - 山陽新聞ニュース http://www.sanyo.oni.co.jp/sanyonews/2007/10/30/2007103009010466007.html 私は、公共図書館でベストセラーを貸し出して何が悪い、複を購入するのは当然だ、と言うことをこれまで主張してきたし、今もその思いには変わりはない。しかし、次の記述を読むと、ちょっと考えてしまう。 年度、資料費が前年度比39・4%減の408万円と県内最大の削減幅となった美作市では、2005年の新市発足以降、1冊のを複数の市立図書館で使い合ったり、利用頻度の高いベストセラ

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    karpa 2007/11/01
  • 文化遺産Online - Copy&Copyright Diary

    文化庁が文化遺産Onlineを試験公開した。 こういう試みは歓迎したいのだが、「著作権及びリンクについて」を読んで失望した。 このホームページに掲載されている個々の情報(文字、写真、動画、イラスト等)は著作権の対象となっています。また、「文化遺産オンライン」全体も編集著作物として著作権の対象となっており、ともに著作権法及び国際条約により保護されています。法律で認められたものを除き、無断で転用・引用・改変することを禁じます。 何で文化遺産に著作権を主張するのかな。 確かに「文化遺産オンライン」全体は編集著作物だろう。しかし、個々のものは必ずしも著作権の対象となるとは限らない。 実際に「文化遺産オンライン」の中身を見ていけば分かると思うが、掲載されている画像などで、著作権の対象とならないもの、というか著作権の切れているものが数多くある。 例えばこちらの渡辺崋山筆の鷹見泉石像。 http://w

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  • 2004-03-16

    電子出版の街角で紹介されていましたが、JPCAのホームページがオープンしたようです。 http://www.e-jpca.com/ 書かれている内容を読んでみると、出版社の権利の確立を訴えていますが、利用者(読者)のことは二の次、三の次に置かれているように思います。 goo BLOG騒動も一段落したが、著者から著作権を剥奪している出版社があることをご存じだろうか? その出版社は医学書院。 少し前のことになるが、2002年1月付けで社告を出している。 つきましては、今後、弊社発行物に掲載される著作物の複製権、上映権、公衆送信権、翻訳・翻案権、二次的著作物利用権、譲渡権等の権利は弊社に帰属することとし、それらの利用要請・複写複製の許諾等の管理は弊社が行うこととさせて頂きます。 ここまでの部分は、この社告が出された後のことなので、それが嫌なら医学書院の発行物に載せなければ良いだけの話である。 問

    2004-03-16
    karpa
    karpa 2007/07/01
    お医者さんもたいへんだ