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ブックマーク / blog.tinect.jp (2)

  • 「本気ではない人に、いくら教えても、無駄」と言われた時の話。

    京セラの創業者である、稲盛和夫氏のを読んでいて、一つのエピソードが目に留まった。 稲盛氏が若いころ、松下幸之助の講演会に出たときの話だ。 松下幸之助は講演会で、景気が悪くなった時のことを考えて、余裕のある時に蓄えをする「ダム式経営」をしなさい、と述べた。 ところが質疑応答の時、一人の中小企業経営者がこう言った。 「ダム式経営をしなければならないことはよくわかります。何も松下幸之助さんに言われなくても、中小企業の経営者はみんなそう思っています。しかし、それができないので困っているのです。どうすれば余裕のある経営ができるのか、その方法を具体的に教えてもらわなきゃ困ります。」 すると松下幸之助は、たいへん戸惑った顔をして、しばらく黙った。 そしてポツリと言った。 「いや、それは思わんとあきまへんなぁ」 すると、聴衆のあいだから「答えになってないよ」と、失笑が漏れたそうだ。 この話を読んで、強く

    「本気ではない人に、いくら教えても、無駄」と言われた時の話。
  • 科学技術は「お金」という存在を、いつか私達の頭の中から消え去ってしまうのかもしれない

    最近、仮想通貨バブルを目の当たりにしてお金の事を真剣に考えるようになった。 もともと人を狂わせる要素を持つこの物資に対して、並々ならぬ興味はあった。 何でもかんでも買えてしまうこの紙切れは、時に人の命よりも価値を持つ。実態は硬貨だったり紙だったりと大したことがないものなのにも関わらず、誰もがその価値を疑わない。凄いとは思わないだろうか。 そしてついにこの世は実態すら存在しないものに価値が付くようになった。言うまでもない、仮想通貨だ。 初めは胡散臭いものとしてオタクの中でしか熱狂的に受け入れられなかった仮想通貨だけど、今やオランダのチューリップ・バブルの再来なのではないかと言われるような勢いで10倍、100倍と高騰し続けている。 この脅威の事態を目の当たりにして、僕はお金というモノの質により一層惹きつけられるようになった。 僕がかつて途上国を旅していた時に、何度も何度も『No money、

    科学技術は「お金」という存在を、いつか私達の頭の中から消え去ってしまうのかもしれない
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