ネットの脅威は巧妙になる一方で、どんどん判別するのが難しくなっています。次々と出てくる新たな攻撃をかわす方法はあるのでしょうか。 カスペルスキーのブログに、気になる記事が出ていました。Androidで新たなマルウェア、「Switcher」が発見されたというのです。 Androidのマルウェアというと、データを抜き出すものや、ランサムウェアとして身代金を要求したりするものが思い浮かぶかもしれません。しかし、このSwitcherは“インターネットを使う上で大事なもの”を「スイッチ」してしまう脅威なのです。一体、何がスイッチされるのでしょうか? 狙われるDNS、狙われる公衆無線LAN このSwitcherは、感染すると自分がつながっている「無線LANルーター」を攻撃し、インターネットを構成する「DNS」という仕組みを、悪意あるDNSにスイッチしてしまいます。つまり、“Androidを踏み台にして