自分はとても文系な人間だけれども、子どもの頃は実験と称して色々怪しげなことをしていた。雑草をすりつぶして怪しい薬を作ったり、汗には本当に塩が含まれているか試そうとしてガラス容器に溜めていたらカビが生えてえらいことになったり。中学の理科室も嫌いじゃなかったな。ミョウバンの結晶作って、透き通った8面体の美しさに萌えた。科学と言うより、物理学も化学も大工仕事も料理も自分の中で分かれてなくて、同じように愛していた。 それがいつしか理系科目と仲違いするようになった原因は、算数(あえて数学じゃなく)がめちゃくちゃ苦手だったことだった。物理学と真っ先に仲違いしたのは、浮力だのばねだの滑車だの、興味のないモノに関する計算がわらわら出てきたため。化学とはmolの概念のあたりで決裂。地学・天文学とは自然消滅。生物学とは比較的長続きしたが、それは暗記だけでなんとかなる部分が多かったからで、そんなのは本当の愛じゃ
![科学との正しい付き合い方 - みききしたこと。おもうこと。](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/f308382e04d08646a3b402a7303f53aee8d0c1e4/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimages-fe.ssl-images-amazon.com%2Fimages%2FI%2F513vGQVwSVL._SL160_.jpg)