これまでの研究によれば、80万年前、我々の祖先はしばしばカニバリズム(食人)を行っていたようだ。脂肪、筋肉、内蔵、皮膚など、成人から平均30kgの食料が手に入ったことを思えば、当時はそれが理に叶っていたのかもしれない。 現代社会においてそうした行為が許されることは決してない。だが、いくつかの地域においてカニバリズムの風習は今でも続いている。 ここでは海外サイトで特集されていた、カニバリズムに関する興味深い10の事実を見ていくことにしよう。 1. 人肉の味はどんな味? 人肉を食した経験のある人の多くが、見た目は牛肉のようだが、その味は豚肉に似た甘さがあると話しており、ときには子牛肉の味とそっくりだと評されることもある。 人肉の味にもっとも精通していたのは、おそらくドイツの殺人犯アルミン・マイヴェスだろう。彼はインターネットで自分に食べられたい人間を募集すると、応募してきた男性を殺害し、その肉