1月11日に伝えられたデヴィッド・ボウイの訃報は、偉大なるスターが亡くなったことへの喪失感はもちろんとして、死の直前にリリースされたアルバム『★』がキャリア屈指の完成度だったが故に、あまりに衝撃的だった。Mikikiでは『★』特集の第2弾として、新作を切り口に〈ロックンロール・アイコンとしてのボウイ〉を掘り下げる内容を当初企画していたが、その方針も踏まえつつ、この記事をもって〈地球に落ちて来た男〉に追悼の意を捧げることにした。 今回ご協力いただいたのは浅井健一、土屋昌巳、THE NOVEMBERSの小林祐介という、世代は異なれど交流の深い3人。SHERBETSのリーダーとしてニュー・アルバム『CRASHED SEDAN DRIVE』を発表したばかりの浅井は、このインタヴュー中に〈ボウイの詩作に影響を受けた〉と語っている。かつてプロデューサーとしてブランキー・ジェット・シティに携わった土屋は