米政府が公開した映像資料。写真はウサマ・ビンラディン容疑者が自身を報じるテレビ映像に見入る場面=米政府提供、AP 国際テロ組織アルカイダの最高指導者、ウサマ・ビンラディン容疑者(54)の殺害を巡り、米政府は7日、現場となったパキスタンのアボタバードの隠れ家で押収した映像資料5本を公開した。映像には、同容疑者が自身を報じるテレビ映像に見入る場面や、声明のリハーサルをする様子などが収録されている。 ロイター通信によると、米情報機関高官は「同容疑者は隠れ家を拠点にテロ計画を立案、指揮する司令塔役を果たしていた」と結論付け、「米軍の部隊が持ち帰った押収品は情報の宝庫だ」としている。