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ブックマーク / shogo82148.github.io (5)

  • 鍵生成には暗号論的に安全な乱数を使おう

    SSHの鍵生成には暗号論的に安全な疑似乱数を使おうという話。 暗号論的に安全ではない疑似乱数がどれだけ危険かというのを、簡単なCTFを解くことで検証してみました。 背景 SSH公開鍵に自分の好きな文字列を入れる、という記事を読みました。 かっこいいSSH鍵が欲しい 例えばこのSSH公開鍵、末尾に私の名前(akiym)が入っています。 ssh-ed25519 AAAAC3NzaC1lZDI1NTE5AAAAIFC90x6FIu8iKzJzvGOYOn2WIrCPTbUYOE+eGi/akiym そんなかっこいいssh鍵が欲しいと思いませんか? かっこいい!真似してみたい! そこまではいいんですが、問題は実装です。 秘密鍵を生成する際の乱数生成には高速化のために Goのmath/randを使っていますが、乱数が用いられるのは公開しない秘密鍵自体であり、このアルゴリズム自体はLagged Fib

    kazeburo
    kazeburo 2024/03/28
  • 排他制御を行う GitHub Action を作った

    弊社では GitHub のレポジトリ管理に Terraform GitHub provider を使用しています。 いちいち手元で terraform plan や terraform apply を叩くのは面倒なので、 GitHub Actions を利用することを考えました。 tf ファイルと現実のリソースとの不整合を避けるために、 これらのコマンドは排他的に実行する必要があります。 例えば terraform apply を実行している最中に terraform plan を実行することはできません。 ここで問題になってくるのが GitHub Actions のジョブ並列数です。 2020-12-30 現在、GitHub Actions は同時に 20 並列まで実行可能ですが、逆に並列数を制限できないという贅沢な悩みがあります。 一応 Matrix Build の並列数を制限するオプ

    kazeburo
    kazeburo 2020/12/31
  • Go言語でGraceful Restartをするときに取りこぼしを少なくする

    少し前にStarletにGraceful Restartが時たま上手く動かない問題を修正するpullreqを投げました。 原因は割り込みハンドラ内でexitを呼んでいたからでした。 「割り込みハンドラ内ではフラグを建てるだけ」 「メインのプログラム内でそのフラグを見て分岐する」という原則があるのですが、それを守るのは難しいということですね。 (しかし新たな問題を産んでしまいrevertされてしまいましたが・・・ まあ修正後のコードも考え方は一緒です。割り込みホント難しい・・・) このpullreqを取り込んでもらうときに再現実験をやってみたのですが、 Goでもちゃんと動くのかな?と気になったので Go言語でGraceful Restartをするで紹介した プログラムに同じテストをやってみました。 2017-01-22追記: Go1.8以降でGraceful Shutdownがbuild-i

    kazeburo
    kazeburo 2015/11/24
  • ISUCON3の本戦に参加してきた

    ISUCON3の予選を何とか通過し、 戦へと参戦してきました。 大会中の方針とか考えたこととかメモ。 お題 Tw○tter–likeな画像投稿サービス ユーザをフォローできる フォローしたユーザが画像を投稿すると、タイムラインに画像が流れる 公開範囲を全員に公開・フォロワーのみに公開・自分だけに公開から選べる タイムラインはロングポーリングを使ってリアルタイム反映 JSON-APIが用意されていて、Javascriptから叩く 使用できるサーバは5台 画像を扱うお題と聞いて、会場がざわめきました。 MySQLのクエリを見てみる 開始直後、鍵を用意したり、gitのレポジトリを立てたりなんだりした後、 一回目の計測。 topコマンドで走っているプロセスを見ていると、大量のconvertが!! プロセス名とお題から考えるに、こいつら確実にImage Magickだ・・・。 CPUのほとんどが画

  • Redis::Fastってモジュールを書いた

    hiredisをPerlから扱うためのライブラリとして Redis::hiredisってのがあるけど、 なんだか微妙だって聞いたので自分でPerlのhiredisバインディング書いてみたよ。 https://github.com/shogo82148/Redis-Fast (READMEからRedis.pmをそのまま持ってきたことがまるわかりですね。なんとかしよう。) 使い方 Redis.pmと全く同じインターフェースなので、 そのまま置換できる、はず。 use Redis::Fast; my $redis = Redis::Fast->new; ### synchronize mode $redis->set('hoge', 'piyo'); print $redis->get('hoge'); # piyo ### asynchronize mode $redis->get('hoge

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