首都高をさいたま市から北へ延伸する事業が進んでいますが、埼玉県や同県内・群馬県内の自治体までが“その先”への延伸を実現すべく国へ要望しています。40年以上前から構想されていた首都高延伸、日の目を見るのでしょうか。 とりあえず圏央道まで、もっといえば熊谷まで、果ては群馬まで? 2024年現在、東京から群馬までを結ぶ国道17号バイパス群唯一の未開通区間「上尾道路(2期)」(桶川北本IC―鴻巣市)の建設が進んでいます。また、国道17号「新大宮バイパス」の上空を通る自動車専用部である首都高S5埼玉大宮線を、与野JCTから上尾市内の上尾道路まで延伸させる「新大宮上尾道路」も事業中です。 ただ新大宮上尾道路の事業区間は、上尾市内までの17号バイパスの混雑区間をカバーするにとどまります。高速道路ネットワークとして機能を発揮するには、上尾道路の開通区間の終点である圏央道 桶川北本ICまでの延伸が不可欠とし