去る9月18日の「内外情勢調査会」における私の講演内容についての一部報道につき、秋葉忠利広島市長並びに田上富久長崎市長より、要請文が届きましたので、下記の通り回答しました。 『9月21日付貴職よりの要請文につき回答させて戴きます。 9月18日の「内外情勢調査会」における私の講演内容についての報道に関するご指摘に対し、まず誤解を招きましたことは私の不徳の致すところであり遺憾の意を表します。以下私の発言の真意をご説明致します。 まず講演の主旨は“朝鮮半島の非核化を如何に実現せしめるか”というものでありました。 (1) 北朝鮮が昨年10月に行った核実験の後、北朝鮮の核廃棄問題に関する米国を中心とする国際社会の対応が、過去よりも真剣なものに変化したこと。 (2) それまで圧力一辺倒であった米国も、対話による解決に方針を転じ、改めて六者協議の場を含め