国民民主党の榛葉賀津也幹事長は1日、党県連の定期大会に合わせ、由利本荘市のホテルアイリスで記者会見し、次期衆院選秋田3区に立憲民主党が候補者を立てることについて「本気で政権を取りに行くならば、(野党で)候補を一本化するべきだ」と語った。 次期衆院選秋田3区を巡り、国民民主党は昨年10月、元衆院議員の村岡敏英氏を擁立すると表明。立憲民主党は昨年12月、由利本荘市議の小川幾代氏を立てることを明らかにした。
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秋田県小坂町の観光施設「小坂鉄道レールパーク」にある旧寝台特急「あけぼの」の保全に向け、町がガバメントクラウドファンディング(GCF)で募っていた寄付金が、目標の350万円に達した。町は当初の予定通り12月末まで寄付を受け付け、他の車両の補修費に充てる方針だ。 ふるさと納税制度を使ったGCFは10月3日から始め、11月13日に目標額へ到達した。レールパークによると、あけぼのの修繕は19日に完了。町は今後の寄付金を、ディーゼル客車として活躍した「キハ2101」などの補修に使いたいとしている。
国土交通省による国際海上コンテナの鉄道輸送拡大に関する調査事業の一環で、JR貨物は12日、国際海上コンテナを載せた低床貨車を初めて大館駅まで運行し、荷役作業を行った。国際海上コンテナを取り扱う物流拠点の整備を目指す「大館駅インランドデポ推進協議会」(会長・福原淳嗣大館市長)は見学会を開き、参加した会員や市議は実現へのイメージを膨らませた。 トラック運転手の残業規制強化に伴う輸送力の低下が懸念される「物流2024年問題」に対応するため、国交省は国際海上コンテナの輸送をトラックから鉄道に転換するモーダルシフトを検討している。 国際海上コンテナは国際規格で高さ約2・9メートルのものが多く使われており、国内の鉄道輸送で一般的に使われているコンテナより約30センチ高い。通常の貨車に載せて運行するとトンネルに接触する恐れがあるため、現在は積み荷を鉄道用に積み替えるか、トラックで輸送するのが一般的となっ
国民民主党の玉木雄一郎代表は7日、秋田県湯沢市で記者会見し、次期衆院選秋田3区の党公認候補として、元職の村岡敏英氏(63)=由利本荘市=を擁立すると明らかにした。「即戦力として活躍してほしい。全力で支えていきたい」と述べた。会見には村岡氏も同席した。 秋田1、2区は擁立せず 玉木代表が考え表明 国民民主党の玉木雄一郎代表は7日、湯沢市での記者会見で、次期衆院選の県内3小選挙区について「3区に集中したい」と述べ、1、2区には候補者を擁立しない考えを表明した。
JR関係者と地元の代表者らがくす玉を割って祝った 秋田県仙北市のJR田沢湖駅が8月31日に開業100周年を迎え、現地で2日、記念式典を行って本県の玄関口の節目を祝った。民謡で駅利用者を出迎えたほか、地元の園児らが秋田新幹線こまちの乗車を体験した。
田代地域を走る路線バス。交通再編により、10月からバスに代わりワゴン車の運行が始まる 秋田県大館市田代地域で10月から、バス路線が再編される。北部の集落と市中心部を直結する3路線を見直し、代わりに集落と近隣の2駅を巡回するワゴン車を導入、2駅で市中心部に向かう幹線バスと接続する方式に見直す。市は1年間の実証運行と位置付け、ニーズや課題を探る。本格導入に向けては、住民が利用しやすい体制を構築できるかがポイントになる。 3路線は秋北バス(同市)が運行。人口減少による乗客減で国庫補助の要件を満たせず、路線の維持が難しくなっていることが再編の背景にある。市は輸送事業者などと協力しながら、一定の利用と採算が見込める新たな運行体制で地域の足の確保を図る。市が負担する補助金額は、3路線を維持するより抑えられる見込み。
秋田市は、人口減少下でも持続可能な社会基盤の構築に向け、コンパクトシティーに取り組むとしている。その目的や背景を踏まえ、今後のまちづくりについて考える。全4回。 ◇ ◇ 世界有数の豪雪都市として知られる青森市は、今冬も1月末から2月上旬にかけて積雪が1メートルを超えるなど大雪に見舞われた。近年の除雪費は2020年度までの10年間で平均33億円に上り、秋田市(平均17億円)の2倍近い。労務単価の上昇なども相まって、市の財政を圧迫している。 秋田市同様、コンパクトな街の形成と公共交通網の維持・充実を目指してまちづくりを進めている都市でもある。昨年策定した青森市都市計画マスタープランは「多雪都市である特徴を踏まえ、冬期積雪期を含め駅やバス停などへ徒歩で移動可能な範囲」を基準に、将来へ向けて住宅の集約を促すエリア(居住誘導区域)を示している。
頑張れ! 秋田のローカル線(下) 会津越川駅に停車する只見線の車両 2011年7月下旬の豪雨で甚大な被害に見舞われたJR只見線(福島県、新潟県)が昨年10月、11年ぶりに全線運転再開を果たした。「奇跡の復活」ともいわれる只見線の歩みは、秋田県内のローカル線の今後を考える上で参考になりそうだ。(デジタル編集部・鎌田一也) 観光客でにぎわう只見駅ホーム 紅葉の美しさに定評がある只見線。再開後は鉄道ファンだけでなく、バスツアーで訪れた客も殺到。首都圏の通勤ラッシュのような混雑が続き、快適な旅とは言いにくい状況が続いていた。それでも、美しい風景だけでなく、沿線で横断幕を掲げたり、列車に手を振ったりる住民の姿を見た乗客たちの間には、終始笑顔が広がっていた。福島県金山町、只見町などの沿線自治体は「只見線に手を振ろう条例」を制定しており、町ぐるみで乗客を出迎えようという空気が生まれている。 只見線で車内
頑張れ! 秋田のローカル線(上) 「線路は続くよどこまでも」というよく知られた童謡があるが、最近は線路、特にローカル線はどこまでも続くとは言えない状況にある。昨年は記録的大雨の影響でJR奥羽線、五能線、花輪線のほか、秋田内陸線が長期間の運休を余儀なくされた。復旧が今年に持ち越された区間もある。また、JR東日本は昨年7月、利用者が少なく、今後維持が難しくなると予想される地方路線の収支を初めて公表。県内では6路線、11区間が挙げられた。地域住民の足であり、観光資源でもある地元の鉄路をどう守っていくべきか、模索が続いている。(デジタル編集部・鎌田一也) 船越水道に架かる鉄橋を渡るJR男鹿線の列車 【JR男鹿線】間もなくSuica導入なのに…「まさか」 昨年11月上旬、午前7時過ぎの船越駅(男鹿市)。通勤、通学客でごった返すホームに、秋田行きの4両編成の蓄電池電車「ACCUM(アキュム)」が到着。
秋田県横手市の中心部、夏の「送り盆まつり」で知られる蛇の崎橋の近く。戦前からこの地で営業する金喜(かねき)書店は、外観は普通の「街の本屋さん」だ。しかし店に入ると、ボードに書かれた「いちごパフェ500円」が目に飛び込む。 金喜書店に入るとカフェがあり、奥に本売り場。「とにかく来店してもらうことが大事」と和泉さん 右に調理場、左にテーブル席とカウンター席が計10席ある。「とにかくお客さんに来店してもらうことが大事なので、カフェコーナーを設けたんです」と経営者の和泉正之さん(61)。 招き猫をもじった「きまぐれカフェ かねきねこ」は、会心のネーミング。日中は主に女性グループ、夕方からは学校帰りの高校生が訪れる。「本を『ついで買い』してくれる人もいるし、本を買いに来てカフェで読む人もいます」。カフェを抜ければ一般的な本屋のたたずまいだ。 金喜書店は1930(昭和5)年創業で、和泉さんは3代目。店
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