タグ

ブックマーク / www5.big.or.jp/~seraph (8)

  • 日本は「社会主義」というより「嫉妬主義」 - socioarc

    は「社会主義」というより「嫉妬主義」 Society #タイトルでほとんど言い尽くしているが。 「日は最も成功した社会主義国である」ということがしばしば言われるが、果たしてそうだろうか。皆が等しく豊かさを享受できたのは、高度経済成長のもとで一億総中流社会を実現した時期に奇跡的に当てはまっていただけであり、政府が想定している「標準」的な家庭モデルや「標準」的な生き方から外れた人には冷たく、社会保障面では今でも欧州よりはるかに「小さな政府」の国でさえある(正規社員の雇用保護だけは欧州並みに厳格だが)。 確かに様々な「格差社会」への批判は根強いが、それは階級概念の否定や、平等意識から来ているようには余り思えない。一言で言えばそれは「自分より上手くやっている(ラクをしている, etc.)他人への嫉妬」であり、それが極端に強い「嫉妬主義」とでも言えるだろうか(嫉妬 - Wikipediaによれ

    kechack
    kechack 2008/07/29
    嫉妬の原因は自己認識不足と様々な機会不平等に起因する結果に対する信頼の低さだと思うが
  • 「良い格差・悪い格差」を超えて - socioarc

    「良い格差・悪い格差」を超えて Society 近年、格差の拡大や格差社会化が語られる中で、「格差には良い格差と悪い格差がある」といった話がしばしば議論になることがある。つまり、格差が固定化している社会、既得権が強く、健全な競争が行われない、機会不平等な社会が悪い格差(社会)であり、挑戦の機会が誰にも開かれており、努力した人が報われる社会が良い格差(社会)である、という訳である。 しかし、こうした議論は、課題設定が間違っており、結論を誤った方向に導く可能性があるのではないだろうか。というのも、既得権が強く格差が固定化したピュアな「悪い格差」社会であればありえるが、逆にピュアな「良い格差」社会、というのは非常に考えにくいからである。2世議員が闊歩している政治家からしてもそうだが、都市部を中心に私立学校志向が強くなっており、学校教育にカネがかかるために、教育を通じた格差の再生産(=固定化)が進

    kechack
    kechack 2007/03/14
    日本は「収入が低くても生きやすい」社会に近づきつつあるが、低所得者向けのサービス業の興隆が更なる低賃金所得者需要を生み出し、日本は低賃金労働者が欲しくてたまらない社会構造になってきているという面も
  • 差別と選抜 - socioarc

    差別と選抜 Society [society] 政府・与党が求人年齢差別禁止を義務化方針 バブル崩壊後の不況期にしばしば中高年層のリストラが行われ、リストラされた人たちがその後安定した職に就き難くなっていることや、超就職氷河期とか失われた世代と言われる25-35歳世代の高い非正規雇用者層の、そう遠くない将来の社会問題化への懸念などから、採用における年齢差別禁止への関心が高まっている。 最初、年齢差別禁止という考え方を聞いた時にはそれは確かにいい試みであり今こそ必要だ、と思ったが、しかしよくよく考えてみると、単に自分の勉強不足だけかもしれないが、今現在において、ただ「年齢差別を禁止」すれば問題が解決するとは到底考え難い。 というのも、「年齢差別を禁止」すれば採用時の募集条件から年齢の表現は消えるだろうし、履歴書から生年月日はもちろん年齢を推測できるあらゆる記入項目は消えるかもしれないが、面接

    kechack
    kechack 2007/02/22
    表からは見えにくい裏の採用条件によって落とされ続けるということになる。これではLose-Loseであり誰にもメリットがない。ただ単にホンネとタテマエの差が大きくなるだけ
  • 社会現象のハイプ曲線(2006-2007) - socioarc

    社会現象のハイプ曲線(2006-2007) Society socioarcでは2004年、2005年と、年末に「社会現象のハイプ曲線」というエントリでその年のsocioarc的トピックを振り返りながら、今後話題になりそうなトピックを挙げてきたが、2006年末は起し損ねたため、もうすでに2007年も3週間過ぎてしまったが、ここで取り上げたい。なお、社会現象のハイプ曲線とは、念のため繰り返すと、様々な社会現象においてメディアを中心に騒がれ話題になる時期と、実際に社会に大きなインパクトを与える時期にズレがあることを表現しようとするものである。 【社会】 2006年11月には「いざなぎ超え」ともされた「景気回復」が言われているが、主に大企業の輸出や設備投資上の話であり、大半の生活者は余り恩恵にはあずかれていないし、個人消費は引き続き伸び悩んでいる。これは労働分配率の低下とフリーターや派遣などの非

  • sociologic: 空気の読める社会(1)

    空気の読める社会(1) Communication | Society 以前、子どもたちの間では「空気が読めないこと」が最も嫌われる、という話があったが、これは、大人の間でも共通しているようである。価値観が多様化した、とされる社会では、「素直に」考えれば、ハイコンテクストな(共有する文化的・社会的背景や情報が多い)コミュニケーション空間からローコンテクストな(共有する文化的・社会的背景や情報が少ない)コミュニケーション空間へと変化するということであり、「コミュニケーション」の来の意味である、(特に異なる価値観の人の間での)意思疎通のためにはより明確に言語化した対話が重要になると考えるのが一見自然である。 しかしその一方で、冒頭の「空気を読む」というのは、明確に言語化されたコミュニケーションの手法とは全く異なるようにも思われる。このねじれは、一体どういうことを意味しているのだろうか。今回の

  • 人を育てるシステム - socioarc

    人を育てるシステム Business 現在どういう問題が起きているかと言えば、誰も職業教育をやらなくなった日という現実である。 企業は都合よく、学校に即戦力を輩出する教育をしろだとか、国に職業教育しろと言うのである。 「人を育てる」という最低限の社会的責任を放棄した企業 職業教育の崩壊には様々な理由が重なっている。長引く不況の中で新卒採用を控え、派遣・請負やフリーター、中途採用を増やしたことの反動として、今、就職氷河期世代に相当する現場リーダクラスが不足しており、現場リーダクラスは業務で手一杯で育成を担当できる人材がいないこともあるし、直接的には最もコスト削減がしやすい部分として、教育への投資を減らし、キャリアアップ・スキルアップはむしろ社員自身の「自己責任」であるということになったこともある。 また、社員にとっても、成果主義の導入により、直接成果に繋がり難いOJTのような他人の育成に時

    kechack
    kechack 2006/10/23
    下手に自分より優秀な部下が育ってしまうと、自分のイスがなくなってしまうという不安も起き、ますます育成へのモチベーションが高まりにくい
  • ニュースメモ(2006/09/03-2006/09/09) - socioarc

    ニュースメモ(2006/09/03-2006/09/09) News 【2006/09/09】 [society] 雇用・就業情勢にみられる地域間格差-域外需要を活用した労働需要創出がカギ- 就業率には需要の影響が大。 関連: [society] 地域の景況感格差を生む産業立地~各種経済指標を用いた地域格差サーベイ~ (pdf) [society] 夫婦関係満足度とワーク・ライフ・バランス:少子化対策の欠かせない視点 夫婦関係満足度は、失業しない限り夫の収入が減っても夫婦で過ごす時間や質が高まった方が高まる。ワークライフバランスより収入上がる方が望まれてるんじゃないの? という疑問に一定の回答を示してると言えます。 [society] 少子化要因は育児世代の長時間労働…厚生労働白書 [society] 出生率は便利さを犠牲にしてこそ 労働のチーム・マイナス6%というか。ケータイやネットはサ

  • 格差意識格差 - socioarc

    格差意識格差 Society 総中流意識が崩壊し、「希望格差」といった言葉が話題に上った2005年を格差元年とすれば、2006年も後半を迎えて、一段と様々な方面で格差論議がかまびすかしい。原油価格の高騰や米国経済の減速といった不安要素を抱えつつも、いざなぎ景気超えが確実視されるなど、景気の緩やかな改善が進む中で、そうした景気回復の恩恵に預かれる人と、景気回復どころかますます生活が苦しくなるばかりで、何一つ景気回復を実感できていない人が出てきたり、好景気と団塊世代の引退を控えて新卒の採用が急速に売り手市場になる中でも、固定費が増えるのには慎重で要求水準が厳しいままであるため、内定をいくつも取れる人と、まったく取れない人が生まれたりしている。 実際、もともと格差が比較的大きい高年齢層の割合が増えていることを割り引いても、若年層を中心にフローとしての収入格差やそれ以上にストックとしての資産格差と

  • 1