日本は「社会主義」というより「嫉妬主義」 Society #タイトルでほとんど言い尽くしているが。 「日本は最も成功した社会主義国である」ということがしばしば言われるが、果たしてそうだろうか。皆が等しく豊かさを享受できたのは、高度経済成長のもとで一億総中流社会を実現した時期に奇跡的に当てはまっていただけであり、政府が想定している「標準」的な家庭モデルや「標準」的な生き方から外れた人には冷たく、社会保障面では今でも欧州よりはるかに「小さな政府」の国でさえある(正規社員の雇用保護だけは欧州並みに厳格だが)。 確かに様々な「格差社会」への批判は根強いが、それは階級概念の否定や、平等意識から来ているようには余り思えない。一言で言えばそれは「自分より上手くやっている(ラクをしている, etc.)他人への嫉妬」であり、それが極端に強い「嫉妬主義」とでも言えるだろうか(嫉妬 - Wikipediaによれ