はっきり言えば、自民党時代の防衛族と呼ばれた人々が無自覚かつ無責任な防衛政策に終始してきたことが、今の事態の遠因となっているということを、まず当人たちが知るべきである。彼らには、そうした自覚が一切ない。 鳩山政権の稚拙極まりないやり方は国民から批判されて当然(*1)であるが、石破茂のような「歴代防衛庁長官経験者たちの無能」こそが、今日の日本を招いたということの反省こそが、最初にあるべきである。 (*1):今の漂流状態になるであろうな、というのは、当初から予想されていたことである(昨年に指摘した)。「まだ不慣れだから、まだ初心者だから」暖かく見守って、みたいな、ふざけたことを言ってるからこそ、こういうことになるのである。舐めてるのか、としか思えない。そういう生ぬるい考え、姿勢こそが、最大の元凶なんだってことを、早い段階で気付けないというのが愚かとしか言いようがない。自覚できないのは民主党の驕