11月の米国大統領選挙まで約1カ月となったが、民主党候補のカマラ・ハリス副大統領と共和党のドナルド・トランプ前大統領の選挙戦世論調査で接戦が続いている。最近の世論調査でトランプ氏の支持率は南部の激戦州(スイングステート(650KB))でハリス氏を上回り、その他の州でも白人など自身の支持層を取り戻す傾向がみられた。 コネティカット州のキニピアク大学は10月1日、激戦州のジョージア、ノースカロライナ両州での大統領選挙などの世論調査結果(注1)を発表した。第3政党などの候補者も含めて、今日大統領選挙が行われたら誰に投票するかという問いでは、ジョージア州でトランプ氏の支持率が50%とハリス氏(44%)を6ポイント上回り、ノースカロライナ州でもトランプ氏が49%とハリス氏(47%)を上回った。キニピアク大学の世論調査アナリストのティム・マロイ氏は「ジョージア州とノースカロライナ州を合わせて選挙人は3