毛布に足突っ張ったりするこの寝姿は,猫と暮らしたことのある人ならご存知だと思いますが、彼らに取っては,かなり小さいときに学ぶ基本フォーム,一種の反射にもにた親に運ばれやすい姿形ですね。 多くの哺乳類で,特に肉食獣やノネズミ類の仔が,母親に銜えられ運ばれるとき,一種の反射のように取る姿形かと思えます。実際,底足反射やバビンスキー反射みたいに,仔が親のケアや銜えられての移動に対応した姿形です。親にキャリング冴える動物では,仔の背中〜首筋を掴んだときに,これが消失する日齢が割とはっきり観察されるのですが,そのXdayが親の育児と仔の成長と発育の生活史とリンクしているところが,また興味深いのです。 仔を持ち運ぶ側の親としては,仔がぶらぶら重心が定まらない水袋のように脱力されるよりは,コンパクトかつ重心が移動しないような剛体化してくれた方が疲労も少ないはずだから、この姿形は理にかなっていると思います
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