ここ半年くらい1970年代以降のプログレッシブ・ロック(プログレ)をまとめて聴いているので、少しずつ感想を書いてみたいと思う。 最初は1969年にデビューしたイエスのデビュー・アルバム "Yes"。 メンバーは、ジョン・アンダーソン(vo)、ピーター・バンクス(g)、トニー・ケイ(key)、クリス・スクワイア(b)、ビル・ブラッフォード(ds)。 アルバム冒頭に収録されている 'Beyond And Before' (上の動画)が圧倒的に良い。イントロのクリス・スクワイアのベースの音にしびれる。 他の曲は、間奏のジャズっぽいギター・ソロ(本年亡くなったピーター・バンクス)とオルガン・ソロ(トニー・ケイ)がわりと長く演奏されている。バンクスのギターは悪くないのだけど、このバンドのコンセプトに合わなかったようで、次作ではほとんどソロがなくなっていることを考えると、ちょっと貴重な演奏である。 イ