本部御殿手 如是我聞 如是我見琉球王家の一つだった本部家に秘かに伝承された本部御殿手 多聞館のブログです。 ブログは”私はかくの如く聞き、かくの如く見ました”という内容です。 本部御殿手では他とは異なる特徴があり「蹴り」にもその特徴があります。 蹴りのいくつかを紹介しながら少し解説を試みたいと思います。 これは本部御殿手の「3本突き」と呼ばれているものです。 両手の突きと蹴りを同時に出すので、そう呼ばれており軸足は爪先立ちになっていて 身体は軸足1本で支えて残りの両手と片足は攻撃に向かいます。 Hさんは重量級だが、良い3本突きをしていましたね。 これはT君が3本突きをかわしたところです。 これは直蹴り(ちょくげり)という蹴りです。 この蹴りは左写真のように普通の歩きから前進する勢いで蹴りを出します。 見てわかるように頭から足までが一つの線になっていて上体が後ろに反りません。 これは棒蹴り