カンボジアの警察当局は7日までに、同国女性を違法に日本に売り渡したとして人身売買の容疑で、カンボジアでレストランを経営する日本人の男(52)と、男の妻らカンボジア人2人を逮捕した。 調べによると、男らは「月に最大5000ドル(約56万円)稼げる」と勧誘して、カンボジアの女性10人を昨年11月に日本に売り渡した疑い。女性らは群馬県・伊香保の風俗店で性的サービスを強要されたという。 女性らは「売春を強要されている」と在日カンボジア大使館に通報。大使館は日本の当局と協力して女性7人を救出し、群馬県警は今年1月、入管難民法違反(不法就労助長)の疑いで群馬県の風俗店経営者ら3人を逮捕した。(共同)