(注意)天理参考館では弥生時代の始まりをBC300年としている(近年はBC1000年とする説が有力) 布留遺跡 祭場 復元 天理参考館の建物に入ったロビーフロアに、実際に出土した円筒埴輪(壺型埴輪)を使って、古墳時代の布留(ふる)の祭場が復元展示されていた。 布留遺跡 説明 天理参考館 布留遺跡・説明(文字起こし) 布留遺跡は天理市周辺では最大の遺跡である。旧石器時代から現代まで続く複合遺跡で、布留川をはさんで東西約2km、南北約2kmにもおよぶ。特に栄えたのは縄文時代と古墳時代である。しかし、継続して集落を営むようになるのは弥生時代末期からである。古墳時代中期になると主張の館・工房・祭場などがもうけられるなど、当時の奈良盆地でも重要な町として発展していた。首長の墓が遺跡の南と北に築かれた。南のものは杣之内(そまのうち)古墳群、北のものは石上・豊田(いそのかみ・とよだ)古墳群とよぶ。 古墳