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ブックマーク / satoshi.blogs.com (37)

  • Intel CPU の脆弱性とは

    発見された、Intel製のCPUの脆弱性(Meltrown と Spectre)について、「八百屋の看板娘の年齢をどうやって探り出すか」という問題に置き換えて説明してみました。エンジニアでない人でも分かるようにしたつもりなので、是非ともご覧ください。 少し前に、Intel の CPU に脆弱性が見つかり、大騒ぎになりました。脆弱性と言うと、なんだか難しそうな言葉ですが、わかりやすく言えば、セキュリティ上の弱点、のことです。 Intel はバグではない、と言っていますが、脆弱性があったことは事実で、MicrosoftApple が慌てて OS に修正を加えました。さらに、その修正のために、パソコンの速度が遅くなる、という問題も生じ、何が起こっているのか不思議に感じている人も多いと思います。 そこで、今回は、その脆弱性とはどんなものだったのかを簡単に説明しましょう。 ここにちょっと変わっ

  • 「空気に支配される大人」にはならないで欲しい

    「孫正義ソフトバンク社長が、経団連の理事会に出席し、経団連が一致して決議しようとした原発再稼働への賛成・推進に対して、反対し、執行部の姿勢を強く批判した」と報道されている(参照)。いかにも孫さんらしい行動だが、問題視すべきなのは、300社以上の出席者からは、孫社長の意見に対する反論も同調する意見もなかったという点。 経団連を牛耳る原発推進派の企業により「満場一致で原発再稼働に賛成する」という空気が作られるなか、その「空気作り」が許せなかった孫社長が真っ向から反対したが、残りの「空気が読める、空気に支配される大人たち」は黙ってしまったのである。 この状況は、学校で「いじめ」が起こった時に、一部のいじめっ子たちにより「あの子はいじめて良い」という空気が作られた時に他の生徒が黙認してしまう(そして、結果としていじめる側に回ってしまう)状況に似ている。そんな空気の中で「こんないじめは良くないよ」と

    keloinwell
    keloinwell 2011/11/17
    孫さんは空気を読んだ上で反対行動に出たと思うけどね。/「空気を読む」と書くと清濁併せ呑んだ感じになるけれど、「状況判断する」と書くとポジティブなニュアンスのみを含む感じになるのが不思議。
  • JavaScript HTMLテンプレートエンジン SNBinder 公開

    先日予告したSNBinderのオープンソース化、GitHubに簡単なREADME付きでアップロードしたのでご覧いただきたい。 https://github.com/snakajima/SNBinder SNBinderは、ひと言で言えば「ブラウザー上でView(テンプレート)とData(JSON)を結合して HTML を生成するテンプレートエンジン」である。 90年の半ばから急速に広まったインターネット。サーバー側でダイナミックに生成したHTMLページをブラウザーで閲覧するだけ、というシンプルでエレガントなアーキテクチャゆえの成功だ。しかし、ブラウザーの高機能化に伴い、JavaScriptを駆使して使いやすさを向上しようという試みが色々なウェブサイトで行われている。GMail、Google Docs、Facebookなどは良い例だ。 その方向性を究極にまで突き詰めると、サーバー側は(MVC

  • 「ガラパゴス問題」に対する少し前向きな一考察

    昨日の「日のケータイが『ガラパゴス化』した当の理由」には沢山のコメントをいただいたが、その中には、「じゃあ、日はこれからどうすれば良いのか」という質問があったので、私の考えを少し書いてみる。 まず、ケータイやテレビのように消費者向けのデバイスを作るのであれば、世界規模でビジネスをすること以外は考えない方が良い。先のエントリーで書いた通り、日の携帯メーカーは、単に「ソフトウェアの開発能力・デザイン・おもてなし」で負けているだけでなく、ビジネスの規模の違いから、部品の調達コスト・製造コストでAppleに大きく引きはなされているのだ。「悪かろう高かろう」では勝てるわけがない。 もし、日のメーカーがAppleやSamsungと気で戦おうとするのであれば、(1)コスト面での徹底的な合理化をはかり(役員のお抱え運転手を廃止する、年功序列で給料だけが高くなってしまった人たちに辞めてもらう、系

  • 日本のケータイが「ガラパゴス化」した本当の理由

    「ガラパゴス」という言葉が今年の流行語大賞の候補に選ばれたということを聞いていたので、密かに受賞しないかと期待していたのだが、残念ながら大賞は逃したようだ(もし大賞に選ばれていたら、私が受賞することになったのかどうかの疑問はこれで解けずに終わってしまった)。しかし、この言葉をずいぶん前から使っている私としては、この言葉が一人歩きしているようでなんとも言えない気持ちなのでひと言。 まず最初に断っておくと、私が2001年のCTIA(米国の携帯電話業界で一番大きなカンファレンス)のスピーチでこの言葉を使った時は、単に日という「単一民族で、国民の大半の生活レベルが同じで、家電とか携帯電話のようなガジェットに流れるお金が比較的多い」という特殊な環境で、iモードを中心に「ケータイ・ライフスタイル」が異常なスピードで進化をとげていることを表して、「ガラパゴス現象」と呼んだだけのこと。決してネガティブな

    keloinwell
    keloinwell 2010/12/31
    日本という国の中だけでビジネスモデルが成立してしまうぐらい、日本の市場規模が大きいことも問題なのかもしれないな。
  • iPadのインパクト:電子書籍のビジネスモデル

    Tech Waveの「iPadに期待する米出版業界、期待すれば裏切り者扱いされる日の業界【湯川】」という記事を読んでから色々と気になったことがあったので日における書籍の流通の仕組みについて調べてみた。 とても参考になったのが、少し古いが「書籍の価格構成比をめぐる小考」というブログ記事。流通マージン等に関して、具体的な数字が列挙されているのがうれしい。 紙代:6% 製版・写植代:12% 印刷・製代:7% 編集コスト:3% 版元粗利:32% 著者への印税:10% 取次マージン:8% 書店マージン:22% この数字(特に写植代と取次マージン)がそもそも電子写植・大規模店舗・オンライン店舗・チェーン店の時代に適切かどうか、という話はひとまずおいておいて、電子書籍の時代にどうなるかを考えてみる。 紙代:0% (不要) 製版・写植代:?% (はるかに低コスト) 印刷・製代:0%(不要) 編集コ

    keloinwell
    keloinwell 2010/03/28
    本筋とはずれる議論だけど、電子出版しか出ていないものを1冊だけ本にしたいと思った時のサービスってビジネスにならないだろうか?
  • Life is beautiful: とある家電メーカーでの会話:クラウドテレビ編

    ある日の家電メーカーでの会話。まずは副社長室での会話から。 技術部長:副社長、来年度の予算の件はどうなりましたか 副社長:大丈夫だと言っただろう。台湾中国からの追い上げは相変わらず激しいが、テレビは家電ビジネスの要だ、経営陣としてもここだけは手を抜けない。来年も君たちにがんばってもらわなければならない。 技術部長:もちろんです。そのあたりは現場のエンジニアたちも強く感じてると思います。ちなみに、メールに書いてあった「戦略の変更」って何ですか? 副社長:そのことなんだが、経営会議でも持ち上がったんだが、台湾勢と戦うには、我が社にしかできない「差別化要因」が必要だ。価格競争では彼らにかなわない、消費者にとって目に見える価値を提供して、台湾製品よりも3割・4割増の値段でも喜んで買ってもらえるテレビを作らなければならない。私は、キーワードは「クラウド」だと思っている。 技術部長:え?「ク、クラ

    Life is beautiful: とある家電メーカーでの会話:クラウドテレビ編
    keloinwell
    keloinwell 2010/03/07
    Buzz Wordに踊らされる大人の図。
  • 誰にでも分かる「クラウド」

    ここの所、「クラウド」という言葉が一人歩きしているようなので、言葉の定義を明確にして業界関係者間のコミュニケーションをスムーズにすることを試みてみたい。 クラウド・コンピューティング もともとは、すべての計算をクライアント側で行う「デスクトップ・コンピューティング」に対して、(しばしば雲の形で図式化される)ネット上のサーバー側で計算してしまうことを表すために生まれた言葉。しかし、後述の「クラウド・サービス」の普及とともに狭義・広義・誤用・バズワード化が進み、今や「ユビキタス」と同じぐらい使っている人によって意味が異なる言葉になりつつあるので要注意。 クラウド・サービス アマゾンのec2、GoogleのApp Engineのようにサーバーの能力を従量課金方式で提供するサービスのこと。自社サーバーやレンタルサーバーと比べて、初期投資の面でもスケーラビリティの面でも優れていることが特徴。 クラウ

  • 米国空軍がPS3 2500台で380TFLOPSのスパコンを作ることにしたらしい

    でスパコン産業支援のための予算が事業仕分けで見送りになった件については、Twitterとかでつぶやいても来たが、そろそろ「産業支援のありかた」を根的に見直すべき時が来ていると思う。特にIT産業においては、勝負すべきレイヤーが大幅に変化している時期でもあり、過去の産業構造に捕われた支援の仕方をしても税金が無駄になるだけ。 特に今朝米国で報道された「なぜ米国空軍がPS3を2200台を追加発注したのか」という記事は、この業界の変化を顕著に表すもの。要約すると、 1. 米国空軍はさまざまなシミュレーション(空軍なので、弾道ミサイル、迎撃ミサイル、戦闘機の性能シミュレーションと考えられる)にスパコンを使って来ているが、現時点では、(IntelのチップやGPUよりも)CELLチップで構成したスパコンがもっとも現実的である。 2. ただ、CELLチップを二つ搭載したサーバー(1チップあたり200G

    keloinwell
    keloinwell 2009/12/17
    この手に限らず、結果を出すことが大事なのに、理念とか精神論とかそういったもので物事を判断することが多いような気がする。
  • Life is beautiful: Google Chromeに関してひとこと

    今回Googleが発表したウェブ・ブラウザー、Google Chromeは、ひと言で言えば、「安定度・安全度を高めるために、それぞれのタブを別プロセスで走らせるタブ・ブラウザー」である。 95年にIE3.0を設計した時には、タブのコンセプトも存在せず、セキュリティの問題もそれほど強く意識していなかったので、ウィンドウごとに1スレッドを割り当てたマルチ・スレッドを選択した訳だが、ここまでウェブ・アプリケーションが重要になってくると、マルチ・プロセスに移行するのは当然。特定のページ上でのJavaScriptの挙動がおかしくなったからと言って、ブラウザーすべてが落ちてしまう今までの設計が異常。 一つのウィンドウ下で管理させるそれぞれのタブにプロセスを割り当てる、一般的に一つのウィンドウに一つのプロセスやスレッドを割り当てる通常のGUIアプリケーションとは異なるが、ユーザー・モデルとリソース管理は

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    keloinwell 2008/09/03
    Google Chromeはタブ毎にプロセスを分けたブラウザ。
  • 米国政府が通達:北京オリンピックに持って行くノートパソコンが危ない

    今朝のUSATodayの一面に興味深い記事が出ていた。 National security agencies are warning businesses and federal officials that laptops and e-mail devices taken to the Beijing Olympics are likely to be penetrated by Chinese agents aiming to steal secrets or plant bugs to infiltrate U.S. computer networks.【Olympic visitorsより引用】 北京オリンピックに行く旅行者に、中国に持ち込んだノートパソコンの中身はすべて抜き取られてしまう覚悟で行くべきだし、ウィイルスを埋め込まれてしまう可能性も高いので、帰国後に会社や政府のネット

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    keloinwell 2008/06/12
    右斜め上を行く中国。恐ろしい。
  • 米大統領選、選挙とネットと浮動票と

    ネットを利用した選挙活動を実質的に不可能にしている日の選挙制度がいかに時代遅れであることかは前にもここで書いた。アメリカの大統領選で、当初はヒラリーに対して劣勢だったオバマが勢い良く追い上げている一番の原動力は、普段選挙などにはあまり感心を示さない若い人たちに、テレビではなく、ネットで彼のメッセージが届いているからだ、と私は解釈している。 「誰が選挙で勝っても変わらないよ」と政治へのあきらめ感が強くなると、いわゆる「浮動票」を持つ人たちが選挙への興味をなくし、投票率が下がるのはどこの国でも同じ。投票率が下がると得をするのは、組織票を動かす力がある既得権者たちだ。 オバマが今回の選挙で明確にターゲットとして定めたのは、若い人たちを中心にしたそんな浮動票層。「Yes we can - 僕たちには(アメリカを変えることが)出来るんだ」というメッセージは、「誰が選挙で勝っても変わらないなんてこと

    keloinwell
    keloinwell 2008/02/16
    アメリカ大統領選とネットとの関係について。
  • 米国の近代経営工学の手本になった日本の製造業

    昨日も紹介させていただいた海部美知さんの「パラダイス鎖国」、草稿をアスキー出版から入手して読ませていただいているのだがとても面白い。最近の日の「自主的鎖国」状況を彼女なりの考察を加えて解説しただが、同じく「外から日を見る」という立場にいるせいか共感できる部分も多くあり、楽しく読ませていただいている。 彼女のにも、私と梅田氏との対談(「おもてなしの経営学」に収録...宣伝、宣伝^^)にも出て来る一つの共通する大きなテーマは、「なぜ高度成長経済の時期に、自動車だとかエレクトロニクスなどのハードを作る企業がこれほどグローバルな経済で成功出来たのに、時代がソフトやネットに以降した時に日企業は世界の波に乗り遅れてしまったのか」という疑問。簡単に解答が見つかる話ではないが、海部氏の「パラダイス鎖国」論はその難しい質問に一つの光を差しかける。 ちなみに、MBAのクラスを取り始めてつくづく認識し

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    keloinwell 2008/02/14
    日本の高度経済成長期の企業が、今アメリカの近代経営工学の基本になっているという話。日本の製造業はやっぱりすごかった。
  • Life is beautiful: Microsoft/Yahoo:買収はたぶん成功するだろうけど、問題はそれからだ

    今回のMicrosoftによるYahooの買収のオファー。ウェブの世界ではどうしてもGoogleに勝つことができないMicrosoftとしては、Yahooのビジネスはのどから手が出るほど欲しい存在。Googleに追い越され、成長に陰りが見え始めた結果株価が安くなったYahooは今がお買い得。WindowsとOfficeというドル箱を抱えながらも、そのドル箱が稼ぎだす莫大な現金をどこに投資すべきかがいまいち見いだせてないMicrosoftとしては、Yahooを買うことによりその価値を買収価格より高くする、というストーリーは説得力がある。 一方、Yahooの株主にとってみればこれは朗報。ずるずると下がり続けていた株に対してこれだけのプレミアムを付けてもらえば喜んで売るのが大半の株主。 少し悩ましい立場にいるのが、Yahooの現行の経営陣。株主利益を最大にするのが役割の経営陣とすれば、このプレミ

    keloinwell
    keloinwell 2008/02/02
    買収後、マイクロソフト嫌いのエンジニアがどうなるかが、問題とのこと。
  • 「リスク・テーカー遺伝子」の歴史

    これは人類が誕生するよりも何百万年も前の話。人類の祖先がサルやネズミに近かった時の話。ネズミのような姿・形・大きさをしながらサルのように木の上に住む原始的な哺乳類を想像していただければ良い。 その種族にある時、突然変異のいたずらで、ちょっと変わった遺伝子を持った子供が生まれた。名前はなかったのだが、それだと不便なので「トム」と呼ぶことにする。 トムが持っていた遺伝子は、トムの姿・体に変化を与えるものではなく、トムの行動に影響を与える遺伝子。種族の他の個体たちがすることに疑問を持ち、彼らがしないことをどうしても試したくなる、という遺伝子だ。「いたずら遺伝子」「反骨遺伝子」と呼んでも良いのだが、ここは「リスク・テーカー遺伝子」と呼ぶことにしよう。 トムは母親に尋ねる。 「ママ、どうしてあの木にある赤い実はべちゃいけないの?」 「毒があるからよ。べるとおなかを壊しちゃうの?」 「ママはべた

  • 法律の勉強:社員に株式を与える4つの方法

    米国のベンチャー企業に関わる場合、社員であろうと、経営者であろうと、投資家であろうと、社員にインセンティブとして与える株式に関してちゃんと理解しておくことは大切。これから米国のベンチャー企業で一旗あげようという人たちには必須の知識だ。今までは「なんとなく理解していた」だけだったが、今回、ちゃんと勉強する機会があったので、ここにまとめておく。 1。Incentive Stock Option(ISO) これは、二種類あるストック・オプションのうちでも非常に特殊なもの。税金面で言えば、オプションを与えられた時(grant)にも行使した時にも税金が発生せず、株式を売却して現金を得た時に初めて税金がかかる。それも、キャピタルゲインの扱いなので、税率は低い(現状15%)。 良い話ばかりのISOだが、ISOと認められるための条件はとても厳しい。 (1)オプション・プランは株主の同意が必要 (2)オプシ

    keloinwell
    keloinwell 2008/01/09
    メモ。
  • 「言論の自由」の大切さに関して一言

    民主党は18歳未満の若年者が犯罪に巻き込まれるのを防ぐため、インターネット上の違法・有害サイトの削除をプロバイダーなどに義務付ける法案の国会提出に向け、党内調整を始めた。自殺勧誘や、児童買春の温床とされる出会い系や児童ポルノなどに簡単にアクセスできないようにする狙い。与党との共同提出も視野に入れており、今月召集の通常国会での成立を目指す。 検討中の法案では、サイト開設者やプロバイダーは違法情報を発見し次第、削除しなくてはならないと規定。違法かどうか明確でなくとも、有害な恐れがある場合は児童が閲覧できなくなるような措置を講じるよう義務付ける。罰則を設けることも視野に入れる。 【NIKKEI NET(日経ネット):主要ニュース−各分野の重要ニュースを掲載より引用】 弾さんも指摘していたが、この民主党の発言は先進国の政党としては許しがたい発言。イギリスやアメリカなら法案どころか、それを臭わす発言

    keloinwell
    keloinwell 2008/01/06
    激しく同意!!!!!!
  • Life is beautiful: 優秀なナースがいるとシステムがなかなか改善されないという話

    「Why hospitals don't learn from failures(なぜ病院は失敗から学ばないのか)」という論文を読んでなるほどと思う部分があったので、ここにメモ代わりに書いておく。 この論文の筆者(TuckerとEdmondson)は、医療ミスがなかなか減らない原因を探るために、全米の10の病院を長期間に渡って調査・研究したのだが、その結果判明したのは、「システムの改善」という観点からは、ナースの優秀さと勤勉さが逆効果になっているという皮肉な話。 「優秀なナース」の定義はどこでも同じで、「目の前の患者が必要としているものを、あらゆる障害を乗り越えていち早く提供する」こと。取り替えるべきシーツが不足していれば別の階に走って行って調達してくるし、新米のナースのミスにはいちいち噛み付くこともなくそのミスを取り繕う。そんなナースたちにとっては、その手の「不具合」や「障害」は避けられ

    keloinwell
    keloinwell 2007/11/29
    なるほど。
  • gPhone雑感:「モバイル・プラットフォーム戦国時代」の幕開けだ

    今朝になって、話題のgPhoneがアナウンスされた(参照1)訳だが、大方の予想を裏切ってそれはデバイスではなくてソフトウェア、それも2005年にGoogleが買収したandroidという会社の作っていたLinuxベースのマイクロ・カーネルと、バーチャル・マシン。androidの買収とともにGoogleに入ったAndy Rubinがandroidの前に作ったSidekick (Danger Inc.)の中身を良く知る私としては、「これってDanger OSとどこがちがうんねん?」という感じ。 ほぼ同じ時期に会社をスタートしたこともあり、Dangerの連中とはスタートアップ当時から一緒に仕事をし、サードパーティとしてSidekick向けのソフトウェアを作った数少ない会社の一つがうちの会社UIEvolution Inc.だ(資料2)。 Javaに似てはいるが微妙に異なるバーチャル・マシンを持ち、

  • Life is beautiful: リーダーに必要とされる感情知性(Emotional In...

    MBAプログラムに参加したおかげで、大量の論文を読まされることになったのだが、頭の中を整理する意味で文章にするのは役に立つし、それがブログのちょうど良いネタになる。今日のエントリーは、Daniel Goleman という人の書いた”What Makes a Leader?” という論文の要約。 筆者は(企業などの)リーダーになるためには、ただ高い知性と専門知識を持っているだけでは不十分で、筆者がEmotional Intelligence(感情知能)と呼ぶ能力を持っていることが不可欠だという。 Emotional Intelligenceには5つの要素がある。 Self-Awareness 自分のムードや感情を常に冷静に把握しており、それが他の人に与える影響を十分に認識していること。Self-Awarenessが低い人は、自分の性格の欠点を指摘されたりするとそれを「個人攻撃」と見なして不必

    keloinwell
    keloinwell 2007/08/30
    感情知能(Emotional intelligence)を高めることがリーダーシップには大事。Emotional Intelligenceには5つの要素があって、Self-Awareness, Self-Regulation, Motivation, Emphathy, Social Skillの5つである。