「小さな政府法」という法律をご存じだろうか。 小泉政権下で2006年成立した。 正しくは「簡素で効率的な政府を実現するための行政改革の推進に関する法律」という。 この改革のおかげでいわゆる埋蔵金が発掘され、財政再建の目処が立った。2011年プライマリーバランス達成はじゅうぶん今でも可能である。しかし、麻生首相はさっそく反故にしようとしている。 それでも民主党よりはマシかもしれない。民主党が政権を獲ったら、湯水のように無駄なバラマキに使われてしまうだろう。 与謝野氏は財政再建派であるにもかかわらず、財務省の財布に手を突っ込むような埋蔵金には拒否反応を示し、最後まで認めようとしなかった。平気で嘘をつく男である。マスコミは、与謝野氏を政策通と持ち上げることはもうやめてくれ。 これら余剰金について、財務官僚は国債償還に使うと言っているが、本来は国債の返済をすると決め打たずに、一般会計に繰り入れるこ