自民党の小泉純一郎元首相は13日、党本部で講演し、自ら推進した構造改革路線を踏まえ「今の痛みに耐えて明日を良くしようというのが政治の原則だ」などと持論を展開した。 麻生政権になり郵政民営化見直し論が強まっていることに「これが行財政改革の難しさ、抵抗の強さだ」とけん制。「来年度は一般国民の税収より借金が増えるだろう。どの政党が政権を取っても、誰が首相になっても、どこかを削らなければならない」と強調した。 小泉氏は次期衆院選に関連し「選挙が近いと『今の利益のために明日は痛みを我慢してもらおう』となってしまう。しかし長くは続かないし、国民は(改革の必要性に)気付いてくれる」と述べた。(共同) [2009年5月13日21時30分]
金子国土交通相は14日、地方の高速道路の「一律1千円」への値下げについて、8月のお盆や年末年始の平日にも適用を検討する考えを示した。これまでは土日・祝日だけだった。値下げで利用者が増え経済効果も出ていると説明。利用者が集中する時期にも広げたほうがいいという。 金子国交相は、東京都内で記者団に対し「お盆休みは休日扱いで。年末年始も考えなくては」と述べた。「(値下げの)効果はあった」とした上で「青森まで帰るとJRよりもはるかに車が安い。地域経済のためにもいい」と適用拡大に積極姿勢を示した。 3月に始まった現行の値下げでは、今年のお盆で対象になるのは15日(土)と16日(日)。春田謙・国交事務次官も14日、「2日間に帰省客が集中すれば大渋滞」と指摘。5月の大型連休の状況などを分析し、具体策を詰める。次の年末年始は1〜3日が現在の値下げ対象で、その前後への拡大を検討する。 高速道路各社による
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く