今回の民主党の衆院選での圧勝の原因を詳細に分析したレポートはまだ読んだ事がありませんが、国民の多くが、「現在の自民党のやっている事に対する不信感」を募らせ、「政権が変われば、とにかくこの状況を変えてくれるだろうと期待」して、民主党に投票したのであろう事は先ず間違いないと思います。 それでは、国民はどこをどう変えて欲しかったのでしょうか? 「官僚支配とも言われる現在の行政の仕組みを打破する」「無駄な公共事業などを止め、その金を庶民の生活支援に回す」などが、多くの人達に受け入れられたキーメッセージだったと思いますが、そこに十分な具体論があったとは思えず、要するに、「漠然たる期待」が全てを決めたと言ってもよいかと思います。 しかし、今や民主党は政権を握り、毎日が具体論の戦いになりました。キャッチフレーズは美しくても、具体論に入れば色々な矛盾が出てくるのは当然の成り行きです。例えば、「官僚支配の打
亀井静香郵政改革・金融相は23日、民放BS放送の番組で、政府が来年1月の通常国会に提出を予定している平成21年度第2次補正予算案について「(1次補正から)カットした3兆円を税源にするだけでは経済が持たない。10兆円ぐらいいけばいい」と述べ、大型の景気刺激策を盛り込むよう求めた。来年度予算についても「100兆円以上にしないとダメ。(削減を)したら経済が大変になり、『宴の後のむなしさ』になる」と批判した。
鳩山由紀夫首相は23日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題について「(来年1月の同県)名護市長選の後じゃなきゃいけないと言ったつもりはない」と述べ、年内にも政府の方針を固める考えを示した。岡田克也外相は同日、「県外というのは事実上考えられない状況だ」と述べ、「県外、国外移設」は断念せざるを得ないとの見解を明らかにした。 名護市辺野古のキャンプ・シュワブに代替基地を建設するとした06年の日米合意以外の選択肢を年内に探すことは困難で、現行案かその微修正を政府として受け入れる可能性が高まった。 首相は記者団に対して、11月のオバマ米大統領訪日までに結論を出す必要はないという考えを繰り返す一方で、「タイミングの問題であまりずれこんでしまってはいけない」と述べた。 これまで首相は来年1月の名護市長選後に判断を先送りする考えを示していた。しかし、20日に来日したゲーツ米国防長官が先送り
要約 ・一言で合理的と言っても、近視的で短慮きわまりないものから、深慮遠謀と呼べるものまで様々である。 ・ド近眼な合理主義者は、短期的な適応を守ることは出来ても、中〜長期的な適応を見通せない。 ・彼らの多くは、未来を想像する力が足りないか、未来から目を背けたがっているか、どちらかである。 ・ド近眼な合理主義は、中〜長期的な社会適応はともかく、不安から心を守るには向いている。 一言で合理的判断と言っても、ド近眼のものから深慮遠謀までさまざま。 むしろ昨今のオタク趣味は、合理的判断の結果なんです - Dog Planet Cafe 〜 犬惑星 〜 オタクの合理性、ねぇ。 確かに、彼らを合理主義者と呼べなくはない。 とにかくリスクを回避した生き方を選び、安全パイな遊びや人間関係を指向する。家族や恋愛よりも、ギャルゲーや風俗を選択するという彼らは、消費者としていかにも合理的、ということが出来そうで
今回は、政治的スタンスに関わる頭の整理整頓です。長文^_^; サンデープロジェクトに竹中平蔵と榊原英資、大塚郵政改革・金融副大臣が出演。竹中さんは田原総一朗の番組くらいしか呼んでもらえないので、チャンスを逃してなるものかとしゃべるしゃべる。 亀井静香大臣の下の大塚さんは、尻ぬぐい役でちょっと気の毒だったかな。いやいや、大塚さんといえども「民営化は地方を疲弊させた」のバイアスがしっかりかかっているので、この機会にしっかり竹中さんの言うことを聞いておけ。 榊原氏は傑作だった。 亀井静香氏は「見直しはするけど、国営に戻すなんて一言も言っていない」と弁解するが、榊原氏は言下に「先日閣議決定されたものを読むと、(実質)国営に戻すということですね。民主党ははっきりそう言えば?」と。郵政民営化に反対だった榊原氏としては、民主党を応援するつもりで「国営化」と断定しているのだけれど、大塚副大臣は困っていた。
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