華やかさと裏腹に…スッチーの厳し〜いフトコロ具合 JAL、ANAともに“低空飛行” JAL、ANAとも客室乗務員の平均年間給与は減少し続けている(クリックで拡大) 航空会社の客室乗務員(キャビンアテンダント=CA)の給与が、不況の影響で激減している。日本航空の平均年間給与はここ4年間で2割近く(約126万円)も減少。全日本空輸もここ4年間で1割ほど(約53万円)減っている。見た目の華やかさとは裏腹に、フトコロ具合は厳しいようだ。 日本航空(JAL)の事業会社、日本航空インターナショナルの有価証券報告書によると、客室乗務員の平均年間給与は今年3月末時点で588万7000円。2005年3月末時点では714万2000円あったが、年々減り続け、今年は600万円を割り込んだ。この間の減少幅は約17%(約126万円)となっている。 全日空(ANA)も3月末時点で473万9000円と、05年3月末時点