口蹄(こうてい)疫問題で、畜産のみならず経済・観光に多大なダメージを受けた宮崎県に対し、企業などによる応援が続いている。JR九州は11日から来年1月末まで、和歌山電鉄のスーパー駅長「たま」が宮崎を応援する様子を描いたラッピング特急列車を九州内で走らせる。 「たま」は和歌山電鉄の貴志川線貴志駅で駅長を務めるネコ。その愛らしい姿が全国的な人気を集め、スーパー駅長として、和歌山電鉄の執行役員も務めている。 九州新幹線の車両なども担当したデザイナーの水戸岡鋭治氏が、和歌山電鉄の「たま電車」をデザインした縁で、ラッピング特急が実現した。 ラッピングには885系「ソニック」1編成(6両)を使用。たまの姿とともに「がんばれ宮崎!」や「宮崎へ行こう!」と描かれている。11日に博多〜宮崎空港の特急「にちりんシーガイア」として運行スタート。来年1月末まで、宮崎をはじめ博多〜大分の「ソニック」、博多〜長崎の「か