これは自民党にとって、致命的な敗北となるのだろうか。 3月21日に投開票された千葉県知事選と千葉市長選で、いずれも非自民系新人が当選した。 千葉県知事選では新人で元千葉市長の熊谷俊人氏が、自民党が推薦する新人で元県議の関政幸氏や共産党推薦で新人の金光理恵氏らを破り、千葉市長選では熊谷市政で副市長として活躍した神谷俊一氏が勝利した。 熊谷氏の得票は140万9496票で、千葉県知事選史上最多。関氏の38万4723票の4倍近くにも及んでいる。選挙戦中で自民党が行った調査では57対23だったから、差はさらに拡大したことになる。