ランニングコストを下げて利益を出すモデルはやりたくない サービスとして人気が出るほど運営費用はかかるが、それを動画広告で賄えるとは期待できない。そこにニコニコ動画のジレンマがある。現在はバナー広告やアフィリエイト広告、会員への課金、ニコニコ動画で生まれたコンテンツのDVD化などによる販売等で収益を上げている。 「ここ3カ月で1億8000万円くらいデータセンターに投資している」。一方、有料会員数は11月13日時点で14万4000人で、10月の有料課金収入は6800万円。バナー広告収入は1800万円、「ニコニコ市場」というアフィリエイト広告による収入は1500万円。10月時点でのニコニコ市場からの収入は合計で1億100万円となっている。ただしここには、ニコニコ動画で人気になってDVD化された「ねこ鍋」や、「エアーマンが倒せない」の着うたなどの売り上げは含まれない。 「dwango.jpでは、エ