静岡県浜松市北区三ケ日町の浜名湖付近に旧陸軍の最新式戦車が1両沈んでいるとされる伝説で、地元の住民グループ「スマッペ」が16、17日、湖底の泥の中に戦車が埋もれていないか磁気探査をした。今後、調査結果を解析し、発見できる可能性を判断する。 スマッペは2012年11月から、ダイバーが潜ったり、湖底を音響探査したりして戦車を探しているが見つかっていない。このため姿を現した形では残っていないと考え、湖底の泥の中を磁気探査することにした。インターネットで資金を募る「クラウドファンディング」を活用。288人から450万円近くが寄せられ、浜松市の建設コンサルタント会社「フジヤマ」に探査を依頼した。 戦車が沈んでいると伝わる現場は、浜名湖と猪鼻湖をつなぐ瀬戸(水深約16メートル)付近。フジヤマの社員がボートに乗り、船底の装置から磁気を出し、モニター画面の波形を確認した。泥の深さ4メートルほどまでなら、金