夏といえば花火。この8月は毎週のように各地で花火大会が開催されており、筆者は2日の江戸川花火大会に行ってきた。2013年は江戸川区側で約90万人もの人が集まっており、その規模は東京の花火大会の中でも屈指といえる。今年も江戸川河川敷には大勢の人が集まり、開始直前の18時50分ごろには、丘から見渡す限り、人、人、人……といった状況だった。 こうした大勢の人が集まる際に気になるのが、携帯電話のネットワークだ。一昔前は、花火大会などのイベントではトラフィックが混雑してケータイがつながらないことはざらだったが、最近は各社とも、イベントで大勢の人がいっせいに通話や通信をしても、トラフィックがひっ迫しないよう対策を行っている。 各社に確認したところ、この江戸川花火大会ではNTTドコモとKDDIが1台ずつ、ソフトバンクモバイルが4台の車載型の移動基地局を稼働させていたという。移動体基地局では、ドコモがLT