ドワンゴとインフィニットループが設立した、バーチャルYouTuber(VTuber)コンテンツの配信システムを手掛けるバーチャルキャスト(札幌市)は5月7日、第1期(2018年7月~12月)の決算公告を官報に掲載した。同期の業績は1億5650万円の最終赤字だった。 バーチャルキャストは18年7月に創業。ドワンゴが持つ「niconico」のユーザー基盤と、インフィニットループの開発力やマーケティング力を組み合わせ、注目度が高まるVTuber分野で人気サービスを生み出す狙いで設立した。 ユーザーがバーチャルキャラクターになりきって、VR(仮想現実)空間上のスタジオから生放送を無料で配信できるシステム「バーチャルキャスト」などを展開。視聴者が3Dアイテムを購入し、お気に入りの配信者にプレゼントできる投げ銭機能「Vギフト」などを収益源としている。 ドワンゴの栗田穣崇COO(最高執行責任者)は、18
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