シューズメーカーのコンバースは2011年に、「ラバー・トラックス(Rubber Tracks)」という音楽スタジオの運営をはじめた。常設と移動式のレコーディングスタジオをもつこの音楽スタジオは、同社のコンテンツ戦略のカギを握るプロジェクトにまで発展している。 現在コンバースは、ナイキ傘下にある20億ドルの売り上げを誇るシューズメーカーだが、ボストンやブルックリン、ブラジルでいつでも利用できる3つの音楽スタジオを運営している。そこで1日8時間の無料スタジオセッションを新進ミュージシャンやバンドに提供しているのだ。 しかも、スタジオではサウンドエンジニアが立ち会い、レコーディングのための各種機器を自由に利用可能。録音した音楽の著作権まで保証するという。 カート・コバーンも愛用したコンバース 同社の音楽マーケティング担当グローバルディレクターのジェド・ルイス氏は「わが社は音楽に対して使命を感じて
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