● 創価学会 創価学会は危険な組織か、とよく議論されるけど、創価学会に対して自由に批判があり得るうちは、さほど危険ではないと私は思ってる。この場合の批判というのは、何も高尚でお上品なものだけではなくて、野次や嘲笑、罵倒なんかも含めてのことだけどさ。 学会への嘲笑はもちろんオーケーというか、むしろどんどんやれと思うんだよ。だって、どう見てもヘンじゃないか(笑)。と同時に、やはりこれまで学会が果たしてきた役割もある、という意見も当然あるよね。で、それも確かにある程度うなづけるんだよ。事実、彼らは左翼理論ではない方法で、やはり極貧の、底辺の民衆を救ってきているんだからさ。 ――そのへんは呉智英さんらしい視点ですね。いや、あたしも高度成長期の創価学会については同じような視点を持ってます。 本当の人の不幸とは、単純に左翼理論で説明できるものじゃなくて、資本主義の搾取云々とは少し違うんだよ。 ――貧、