「まだ水すら…」被災地で進まない復旧作業 「本当に馳さん(馳浩石川県知事)はいい加減なことばかり。地震から半年経っても何一つ復興が進んでいない。進んでいないどころか、ほとんどが震災直後のまま…輪島の朝市だって、テレビがきてやったぐらいで、何もかもが1月1日のままほったらかし」 そう怒りをあらわにするのは、山形洋子さん(70歳、仮名)だ。山形さんは30年間、東京と輪島を往復してビジネスをしている。2024年1月1日起きた能登地震から、約半年たった6月20日に、筆者は石川県能登地方にある輪島市に訪れた。山形さんは続ける。 「ガレキの撤去も何一つ進まず、倒れたビルはそのまま。上下水道とも水が来ないから、飲食店も、ゴーゴーカレーとか数えるぐらい。ホテルはお風呂が使えるのはルートインしか探せていない」 実際に、公式情報などで能登の状況を確認すると、石川県観光サイト「ほっと石川 旅ねっと」には、202
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