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エジプト・カイロ(Cairo)のタハリール広場(Tahrir Square)で、燃えた車両の上で国旗を振る反体制派のデモ参加者(2010年2月3日撮影)。(c)AFP/PATRICK BAZ 【2月4日 AFP】エジプトのホスニ・ムバラク(Hosni Mubarak)大統領は3日、米ABCテレビのインタビューに答え、退陣したいが国が混乱に陥るためできないと語った。 首都カイロ(Cairo)でインタビューにあたったABCテレビのクリスチャン・アマンプール(Christiane Amanpour)氏は、ムバラク大統領が「大統領でいることにはうんざりしており今すぐにでも辞めたいが、国が混乱に陥る懸念から辞められない」と語ったと伝えた。 インタビューは、大統領退陣を求めるデモ隊と大統領支持派の衝突が2日目に突入する中、行われた。2日にはオマル・スレイマン(Omar Suleiman)副大統領が、デ
携帯電話大手の英ボーダフォンは3日、反政府デモが続くエジプト政府当局から、ムバラク大統領支持を促すメッセージの契約者への送信を強要されたと抗議する声明を発表した。 AP通信によると、メッセージは「誠実で忠実な者たち」に対し、「国民と名誉を守るため(反政府デモを続ける)反逆者と犯罪者に立ち向かう」よう大統領支持の集会への参加を求める内容。ボーダフォン以外の携帯電話会社からも同様のメッセージが契約者に送られたという。 メッセージは、エジプトの政府当局が作成し、デモが始まって以来、発信され続けている。(共同)
1日救出が遅れれば、被害者の寿命も1日縮まる 荒木和博(特定失踪者調査会代表) 2023.03.24 拉致問題に「現状維持」はありません。1日事態が進展しなければ被害者の寿命は1日縮まります。 このところ歴代政権は「最優先課題」で始まり「断腸の思い」で終わるということを繰り返しています。結局誰が総理になっても何も変わっていないというのが現状です。そのような中で政府に対して、あるいは国会に対して「救出して下さい」という漠然とした要請だけしていても進展はありません。 ともかく一歩でも前に進めるためには具体的な問題提起をし、可能なところから実現していくことが必要です。そのために去る2月15日、特定失踪者問題調査会・特定失踪者家族会では後掲のアピールを発表しました。読者の皆様にはぜひこのアピールを広げて下さいますようお願いします。 私たちはこのアピールにもとづき、3月6日には超党派の拉致議連(北
京都市で開催された人体の不思議展をめぐり、厚生労働省が人体標本は「遺体」との見解を示した問題で、京都府警は1日、同展の主催者側が自治体の許可なく遺体を保存したのは死体解剖保存法に違反するとして、京都府保険医協会などが出した告発状を同日午後にも受理する方針を固めた。府警は同省への照会で標本が法律上の「死体」に当たるとの回答を得ており、遺体の取り扱いについて何らかの違法性があると判断、今後実態解明に向け本格捜査に乗り出す。 病院や大学など特定の場所以外で遺体を保存する際は、自治体の許可を得ることが死体解剖保存法で義務付けられているが、同展では期間中に京都市へ許可申請が出されておらず、府警は展示などが保存行為に当たるかどうか慎重に調べている。捜査関係者によると、同展をめぐる刑事告発が受理されるのは初めて。 告発状などによると、主催団体の同展実行委員会は、京都市左京区の市勧業館(みやこめっせ)で昨
将来、食卓に「人工肉」がのぼる日が来るかもしれない。米サウスカロライナ医科大学のウラジミール・ミロノフ博士が10年来、人工的に肉を培養する研究を続けている。 発生生物学者で再生医療に携わるミノロフ博士の構想によると、生体工学的に作られる人工肉はフットボール場くらいの大きさの建物の中で製造される。そこで作られた人工肉は「charlem=Charleston engineered meat(チャールストン組み換え肉)」と名付ける予定だという。 問題は、資金不足と人工的な食べ物に対する人々の嫌悪感。ミノロフ博士のもとで研究を行っているニコラス・ジェノべーゼさんは「人は食べ物とテクノロジーを結び付けることを嫌うが、自然だと思われているがそうではない食べ物が世の中にはあふれている」と語った。 また、ミノロフ博士は人工肉が、食用家畜の飼育地減少の結果として起こる世界的な食料危機を救うだけでなく、宇宙で
2005年12月4日付の報告書では、簡易爆弾(IED)を設置しようとして捕まったイラク人に対し、米兵の尋問官が、「お前を狼旅団に引き渡すぞ。そうすればもう一生家族に会えることはないだろう」と述べていたことが記録されている。 「狼旅団」とは、2004年10月に米軍が設立し訓練した秘密の対テロ部隊で、イスラム教シーア派の将軍をトップに据えて、主にスンニ派の過激派や反乱武装集団を暗殺・拘束する任務を与えていた。サダム・フセイン時代にはイスラム教のスンニ派が支配的な地位にあったが、フセイン政権崩壊後、イラクで多数派を占めるシーア派が政権をとり、新生イラクの治安機関もシーア派が牛耳った。 シーア派の治安機関は、フセイン時代に弾圧された仕返しとばかりに、スンニ派の反乱武装兵を厳しく取り締まったのだが、中でも「狼旅団」はスンニ派を殺戮する秘密部隊として恐れられた。米軍が育てたこの暗殺部隊は、イラク国内の
【カイロ=大内清】混乱が続くエジプトの各地で28日、金曜礼拝後に大規模な反政府デモが行われた。報道によると、デモは首都カイロをはじめ全国で数万人規模に発展、各地で治安部隊と衝突した。同国出身で次期大統領選への出馬を目指しているエルバラダイ国際原子力機関(IAEA)前事務局長がカイロのデモに参加し、治安部隊に包囲されたとの情報もある。約30年続くムバラク政権は最大の危機を迎えている。 エジプト各地では、治安部隊との衝突でこれまでに計8人が死亡している。 カイロなどではインターネットに接続できない状態が続いており、携帯電話も通じなくなっている。当局が規制したとみられる。 フランス通信(AFP)などによると、エジプトの事実上の最大野党で、非合法のイスラム主義組織、ムスリム同胞団は27日、初めてデモ参加をメンバーや支持者らに呼びかけた。 エルバラダイ氏は同日夜、滞在先のウィーンからエジプトに帰国。
エジプト全土で25日発生した大規模な反政府デモで、首都カイロ中心部のタハリール広場は、市内各地から集結したデモ隊で埋め尽くされた。若者を中心としたそのエネルギーはしかし、明確な方向性を持たない危うさもはらんでいる。 アラビア語で「解放」を意味する同広場。政府庁舎や国会などに近いことから、この日は早朝から厳戒態勢が敷かれた。午後、市内の数カ所で発生したデモは、規模を拡大させながら広場に向かって行進。最終的にその人数は1万人以上に達し、一部は治安部隊と衝突した。 「チュニジアに続け! エジプトに革命を起こせ」 治安部隊が発射した催涙弾のガスが立ちこめる中、ウェブデザイナーのムハンマド・ヤヒヤさん(32)は興奮しながらこう気勢を上げた。デモ参加者は、口々にムバラク大統領やその一族を非難した。 衝突のどさくさにまぎれ、エジプトの高級子弟が多く通い「特権階級」の象徴でもある米国系大学の旧キャンパスに
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