テレビ番組の収録に行ってきた。地上波にはなかなか出ない、というか、なるべくなら出たくないというのがメンバー全員の同意事項なので、アジカンはあまりテレビに出ない。でも、薄い知り合いに会ったりすると音源を聴いていないからか「テレビで観てるよー」とか言われて困惑することがある。心の中では「ほとんど出ないんだけどなぁ」とか思っているんだけど、まあ、そういう印象を持っているのは先方なのであって、音源は聴いていないのだから特に述べるべき感想もないのだろうし、たまたま点けた画面に我々の新しい作品のCMなどが映るなどしたのかもしれない。それを観ての「テレビで観てるよー」かもしれない。でも、少なくともこの情報化社会で少しくらい興味を抱いていたならば「YouTubeで観たよー」「ツイッター炎上し過ぎだなー」などと言われるだろうから、「テレビで観てるよー」は「なんかバッタリ会っちゃったからこうしてヘラヘラ笑って
※以下は7月9日(月曜日)配信のメールマガジン「未来地図レポート」201号から、特集記事のうちの1本を全文転載したものです。メルマガは今月、通算200号を達成しました。本サイトのmail magazineからお申し込みいただけます。なお7/9号のもう1本の特集記事は「2ちゃんねる元管理人のひろゆきは逮捕されるのか?〜警視庁の捜査状況、その極秘情報について」。 インターネットはすべてを可視化する、と私は言い続けてきた。だが同時にいまのネットメディアの状況は、濃い霧の中をさまよっているような状況にもなっている。ネットメディアのマネタイズは困難で、個人ブログやツイッター、メルマガなどの圏域拡大によって苦境に立たされている商用ネットメディアは少なくない。 今後の課題は、このような状況を突破できるネットメディアが出現してくるだろうか?ということだ。そしてもしそのような可能性がまだあるのだとすれば、そ
そのあたりのことは、 『できることをしよう。』という本の インタビューのときにも答えているんですが、 まず、できないことを言うのはやめようと思った。 つまり、ヘリコプターをチャーターして助けに行く、 なんてことをやれるような スペシャリストじゃないぞ俺は、と。 医者でもないし、道もないところに 駆けつけたからってなんにもできないし。 だからといって、 どこどこに孤立した人がいます っていうのをリツイートし合って、 救援部隊の数が限られているときに、 危ないぞ、危ないぞって、 でかい声だしてるのも怖いなと。
特集 <メディア時評・オフレコ取材考(下)>問われる報道の使命 不利益超え、知る権利重視2011年12月13日 Tweet 取材である限り報道することが原則であって、オフレコだからといって発言内容をその場限りの話とすることは、一般読者・市民に代わって国政情報に接近可能な立場を与えられているジャーナリストとしては許されないことを確認した。 ◆報道の仕方 そのうえで、問題は三つめの報道の仕方になる。今回も「オフレコ破り」という言い方がされるが、これも報道の仕方が悪いのであって、東京紙からは、もう少しぼかせばいいのにとか、間をおいて報道すればよかった、という声が聞こえるのはこのあたりと関係する。 オフレコはその場にいるすべての関係者の合意を持って初めて成立する例外措置であるから、一人でもNOといえば、その瞬間に約束は無効になる類いのものである。そしてその原則に戻る基準は法ではなく倫理の問題
特集 <メディア時評・オフレコ取材考(上)>報道するのが原則 秘匿は読者への裏切り2011年12月10日 Tweet 先月末の田中聡前沖縄防衛局長発言のあと、分かったことが二つある。一つは、政府も東京のメディアも、言葉の使い方は別として、その発言内容はたいしたことではないと考えている節があること。二つは、その関係でもあるが、東京メディアしか居合わせなかった場であれば、報道されていなかったかもしれない、ということだ。 ある東京紙の記者は、この種の発言は酒席ではまま行われる表現にすぎないのであって問題にするほどではないと言う。あるいはまた、新聞協会の見解を引いて、政治家との信義を破ることは、ジャーナリストとしての倫理違反であると社説で琉球新報の対応を批判する。要するに、オフレコを前提とした酒宴の発言を、そのまま記事化しては当事者との信義はもとより、取材先一般との信頼関係をも壊すことになり、
メディアが構造的な問題に苦しんでいる――。購読部数の減少、広告収入の低下など、ビジネスモデルに限界がきているのだろうか。現状を打破するために各社はさまざな取り組みを見せているが、いまだ暗中模索といった状況だ。 こうした現状に対し、ジャーナリストの津田大介氏と社会学者の鈴木謙介氏はどのように見ているのか。30代の2人が、徹底的に語り合った。この対談は全7回でお送りする。 プロフィール 津田大介(つだ・だいすけ) ジャーナリスト/メディア・アクティビスト。1973年生まれ。東京都出身。早稲田大学社会科学部卒。早稲田大学大学院政治学研究科ジャーナリズムコース非常勤講師。一般社団法人インターネットユーザー協会代表理事。J-WAVE『JAM THE WORLD』火曜日ナビゲーター。IT・ネットサービスやネットカルチャー、ネットジャーナリズム、著作権問題、コンテンツビジネス論などを専門分野に執筆活動を
日本の「ネットメディア」の現状の続きです。 現在の日本の「ネット」は、Yahoo!Japanが圧倒的である一方で、2ちゃんねるまとめサイトやソーシャルメディアも大きな影響力を持っています。 「ソースを見ない」 このようなランキングを見て思うのが「多くの人がソースを見てない」ということです。 Yahoo!ニュースやライブドアニュースなどでの再配信されたニュースをソースとして見るという意味ではソースを見ている人は多いのですが、新聞社等が自社サイトに掲載しているニュースのページを見ていないという話を含めて「ソースを見ていない」と表現しています(通信社と新聞社の話は割愛)。 2ちゃんねるまとめや、その他多くのネットメディアは、「○○さんがこう言ってます」という情報の伝え方をしており、読者側は実際の「○○さん」が書いているページを見ていないことが多いと思われます。 それに関してはブログも同様です。
やらかしたようなので見学しにいった。こうやって見物に逝くから炎上マーケティングがwebで花盛りなのだという批判をされるのだろうが、いやでもこれは良く見ておくべきだと思うんだ。 いま大学生だったら、どういう人生を選ぶか? http://getnews.jp/archives/139884 魚拓 http://megalodon.jp/2011-0908-1637-24/getnews.jp/archives/139884 普通、タグに「寄稿」ってあって、内容が丸々コピペだったら「ああ、書き手が転載を承認しているんだな」と思うわけじゃないですか。 http://twitter.com/#!/kawango38/status/111701794190671872 [引用]転載の許諾なんてだしてないけど。 / いま大学生だったら、どういう人生を選ぶか? - ガジェット通信 http://htn.t
今、テレビ界隈で発生している話題と言えば『韓流・フジテレビデモ』と『島田紳助氏の黒い繋がり』ですかね。 それらに関して、上岡龍太郎氏がかつて二十年近く前に語っていたことがかなり当てはまっていて面白かったため、書き起こしを致しました*1。 書き起こしたのは一部のため、ここだけ観ると誤解があるかも知れません。気になった部分、気に食わない部分がありましたら、動画を全部見て、上岡龍太郎氏までご意見をお届けください。 一番抗議で多いのがね、アイツ嫌いやから出すなっちゅう抗議なんですね、これが一番多いらしいですね。電話がどんな番組でもひっきりなしに掛かってくるんですよ。そのほとんどがアイツは出すな、アイツの言うたことは気にくわん、この類やそうで。 でもテレビというのは手元にスイッチがあんのやから、他の放送局もようけやってるんやからそっちへ変えてもいいし、テレビを消したって、自分が見ないというはっきりと
NHK「週刊こどもニュース」のお父さん役を務めていたことで有名な池上彰さん。子どもにニュースを伝えることを通して知ったことは、多くの大人もニュースを理解できていなかったこと。わかりやすく説明するコツ、NHKに入社した理由と退社した理由、フリージャーナリストとしてこれから取り組んでいきたいことなど、たっぷりお話いただきました。この対談を読むと、ニュースがきっとおもしろくなるはず! 池上 彰 (イケガミアキラ) ジャーナリスト 松本市出身。1950年生まれ。慶応義塾大学卒業後、1973年NHK入局。報道記者として、松江放送局、呉通信部を経て東京の報道局社会部へ。警視庁、気象庁、文部省、宮内庁などを担当。1994年より2005年3月までNHK「週刊こどもニュース」でお父さん役を務める。2005年3月にNHKを退社し、現在はフリージャーナリストとして活躍。著書に『そうだったのか! アメリカ』『そう
みなさんは、情報パラノイアに陥った経験はないだろうか? 私は情報パラノイア傾向に陥りがちだった。仕事で調べものがあったときに、最初に仮説を立てて必要な情報を探して来るというのが理想的なスタイルなのだが、その仮説がどうしても立てられなくて「まずは情報を!」と手当り次第に情報収集しているうちに本当になにがなんだかわからなくなってド壷にはまっていたこともあった。それは、自分の頭でじっくり考えることを放棄し楽な方に走った結果なのだが、結構このドツボに嵌るワナは至る所に仕掛けられているのが今ではないだろうか? 「自分の頭で考えろよ」と言う人はとても多いのだが、私の経験上自分の頭で考えるにはそれなりの「自分の頭で考えるための技術」があると思う。 最近私は自分のやりたいことと、得意なことを、社会に役立つように工夫して、仕事にできるものはなんなのか?ということを考えており、この作業を通して、みえてきた、自
土屋敏男氏(日本テレビ) 「実は、ぼくら地上波のテレビをやっている人たちは、視聴者を信じていないんですよ。 見ている人のことを、かなりモノがわからない人だと想定して、その人たちにどう見せるかと工夫しているんです。 ものすごく悪い言い方をすると、もう「馬鹿にどう見せるか」と、みんな絶対にクチには出さないけれども、 どこかの所ではみんながそう思っているようなフシがありますね」 http://www.1101.com/T-bucho/2002-06-24.html 大橋巨泉氏 ――テレビが日本の民度低下に影響しているということはありませんか。 「その見方は、すごく皮相的だよ。(米国では)ビル・ゲイツもブッシュ家も、ニュースやスポーツ中継以外、 テレビなんか見てませんよ。(日本も)勝ち組とか金持ちとかインテリがテレビを見なくなっただけなんですよ。 負け組、貧乏人、それから程度の低い人が見ているんで
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