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ブックマーク / masaki0720.tumblr.com (8)

  • パクリサービスがうまくいかない理由

    いわゆるパクリサービスって、なかなかうまくいかないことが多いと思います。 もちろん全てが失敗するとは限りませんが、模倣してもうまくいかなかったものに目を向けてみると、その失敗理由にはいくつかの傾向があるような気がしています。 成功要因を分析し切れていないまず、後追いサービスが先行サービスの成功要因を分析し切れず、自滅するケースが結構あると思います。この点に関しては、僕が昨年最も影響を受けた「ストーリーとしての競争戦略」の中でも深く考察されています。(以下、同書から抜粋) 競合他社はオリジナルのストーリーが内包していた交互効果の妙については十分に理解していません。場当たり的に戦略を模倣しても、オリジナルの戦略の競争優位の質であった交互効果は発揮できません。戦略が不全をきたし、かえってちぐはぐなことになります。 このような自滅の論理は、競争優位にある企業のオリジナルな戦略ストーリーに一見し

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    kimihito
    kimihito 2014/11/08
  • バイラルメディアはゴミじゃねぇんだよ

    ※松村淳平くんの話題の記事「会社は学校じゃねぇんだよ」に乗っかりながらも文体を全く踏襲していない点、ご容赦ください。 僕は今、Spotlightというバイラルメディアを運営しています。先月まではプロデュースという名目で開発と編集を両方見ていましたが、今月から体制が厚くなり、これからは編集に集中させてもらえることになりました。未経験の領域ですが、自らのスキルの幅を広げるチャンスだと思って頑張っています。 ところで、巷では「バイラルメディアはゴミだ」「バイラルメディアはすぐ終わる」などと言われていることが多いようです。 先に結論を言うと、僕はそんなことは絶対にないと思っています。 バイラルメディアとは?まずはじめに、「バイラルメディアとは何か」というところから整理したいのですが、僕個人としてはこの定義は簡単だと思っています。 「FacebookやTwitterなどのソーシャルメディアからの流入

    バイラルメディアはゴミじゃねぇんだよ
    kimihito
    kimihito 2014/07/14
  • サービス立ち上げ時のユーザー獲得戦略とその手法

    最近は、サービス立ち上げフェーズの集客戦略や、理想的なスタートを切るための方法についてあれこれ考えることが多いです。 「僕がスピードよりも品質を重視する理由」の続編というイメージもありますが、今回はこのテーマに関して自分の中で大切だと思っていることをまとめてみたいと思います。 理想的な初期ユーザー像を定義する特にCGM型のサービスの場合、リリース後にむやみにユーザーを増やそうとするのはかなり危険だと思っています。 初期ユーザーはサービスの雰囲気を作り、その後の広がりを方向付けます。例えば、彼らが投稿した内容を見て、後から来たユーザーはどんなものを投稿すれば良いかを学びます。ここでうまく軌道に乗ればその後のサービス展開が楽になりますが、逆に失敗してしまうと、その流れを変えるのは容易ではありません。 ドワンゴ会長の川上さんの新書「ルールを変える思考法」を読みましたが、その中で川上さんは、サービ

    kimihito
    kimihito 2013/10/21
  • こんなUI/UXはイヤだ

    業務中にメモっていた、イヤなUI/UXのメモを公開。(スマホ中心) こう見てみると、多少はチェックリスト的に使えるかも知れないです。各事例の画像が貼られていないのはご勘弁を。 思ってたのと違う。。△ 入力フォームなのにその場で入力できない 見た目は入力フォームなのに、タップするとモーダルで入力画面が立ち上がってしまうと違和感がある。そのままその画面で入力できるようにするか、どうしても別画面を立ち上げる必要があれば、入力フォームをボタンに変えた方が自然なUIになる。 △ 押せそうなのに押せない 立体感があったり囲まれていたりしてボタンのように見えるUIなのに、実際には押すことができないとストレス。遷移先の画面が存在しないのであれば、ボタンに見えるような紛らわしいデザインにしない。 △戻るボタンなのに1つ前に戻らない アプリ内ブラウザで外部サイトを立ち上げる際、画面の上部(ナビゲーションバー)

    kimihito
    kimihito 2013/10/07
  • 面白いけど消えていくサービスに足りないもの

    以前「面白いの先」というエントリーを書きましたが、やはり僕は今でもこの感覚を強く持っています。ネット業界では、相変わらず「面白いね」と評価されては消えていくサービスが後を絶ちません。 ・「面白い」以外に何が足りないのか? ・「面白い」の先に行くためにはどうすればいいのか? 長らくこういったことを考える日々が続いていましたが、最近になってようやくこの問いに自分なりの答えを出すことができた気がします。 キーワードは、「執着」です。 これは、「面白い」を超えて継続性・持続性のあるサービスを作るためには、ユーザーがサービスに執着する状態を作ることが重要なのではないかということです。おそらく、これまで消えていってしまったサービスは、ユーザーを執着させることができていなかったはずです。 もちろん、サービスの成功要因はこれ以外にも様々あると思いますが、そう思うあまり、これまでは自分が企画を詰めたりレビュ

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    kimihito 2013/06/01
    面白いけど消えていくサービスに足りないもの
  • 「面白い」の先

    別の投稿でも書きましたが、近年はスマートフォンの台頭もあり、これまでにないスピード感で大量のWebサービスが生み出される群雄割拠の時代になりました。 僕は普段ニュースサイトやソーシャルメディアなどを通じて新しいサービスのリリース情報をキャッチすることが多いですが、近年その中で「面白い」と評価されるサービスがたくさん出てきているなと感じています。 ただ、なかなかその先に行くことができない。 バズを生むための要素として面白さや目新しさは必要だと思いますが、インフラ的なWebサービスが出揃ってしまった感がある現代だからこそ、その先にある「人々の生活に根付く」というステージに到達するためには大きなハードルを乗り越えなければなりません。 このような背景もあってか、僕個人は現代における“面白い”という言葉の裏に「持続性のなさ」や「一過性」のようなものまでイメージしてしまいます。 ここを打破するための自

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    kimihito 2013/06/01
  • ソーシャル系スタートアップが廃れないようにするために

    最近は、App Store・Google Playなどのアプリ配信プラットフォームやソーシャルメディアなどの進化により、ソーシャル系のスタートアップサービスがリリース時に一定の認知を獲得することはそれほど難しくないように思います。 しかし残念なことに、多くのサービスは結局そこがピークになってしまいます。前職でお客さん向けのサービス開発をしていた時も、よく見てきてしまったシナリオは以下のような感じです。 プロモーションやソーシャルログインを使って、会員数はそれなりに獲得できた →しかしほとんどのユーザーは一回使って終わり。アクティブ率は落ちていく一方 →ユーザーが集まってから収益化を考えようと思っていたが、それどころではない →運用で盛り返せる見通しも立たず、サービスは放置状態 →サーバ代などのインフラコストの支払いが厳しくなり、サービスを閉鎖 ありがちで最も避けたいシナリオなのに、多くのス

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    kimihito 2013/04/10
  • ユーザーは何をモチベーションに投稿するのか

    少し前のエントリーの中でも約束していましたが、今回はCGM型サービスにおけるユーザーの投稿モチベーションについて考えてみたいと思います。 以前、こんなブログを見ました。 楽天レシピはなぜクックパッドに勝てないのか? なかなか興味深い記事ですが、要点はこの辺りの記述に集約されています。 考案したレシピをサイトにのせると、他のユーザーから「つくってみました」という報告がくるように楽天レシピクックパッドともにできています。そうした他のユーザーからのフィードバックは素直にうれしいものです。行動経済学者の言葉を借りれば、社会規範に基づくインセンティブがうまく機能しています。 ところが、楽天レシピはそこに「楽天スーパーポイント」という市場規範に基づくインセンティブが用意されています。報酬が金銭的インセンティブに変わると、「たのしみ」でしていた作業は「報酬をもらうため」という別の動機づけに置き換えられ

    kimihito
    kimihito 2013/04/10
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