デジタルマーケティングの潮流を、2013年後半から2014年に実施された代表的な事例を通して解説する書籍『デジタルマーケティング年鑑2015』。その発刊を記念して、AdverTimesでは書籍に収録されている112社の事例の中から10の事例を厳選して紹介。今回は日本航空の「ランディングページの改善」について解説する。 日本航空はアドテクノロジーを駆使し、CVR(成約率)アップに成功している。同社ではこれまでもDSP(デマンド・サイド・プラットフォーム)を利用して広告の配信精度を高め、良質な見込み顧客をランディングページ(LP)へと送客していた。そこで、LPもユーザー毎に最適化することができれば、コンバージョン(購入)をさらに増やすことができるのではないかと感じていた。 LPの改善にあたっては、15件ほどのクリエイティブ案を4案に絞り込んだ上で実際に出し分けを行い効果検証した。その結果、もっ